【若葉S】超伏兵のダノンミルが激走

　20日、阪神競馬場で行われた皐月賞トライアル・若葉S(3歳OP、芝2000m)は、単勝12番人気の超伏兵ダノンミル(牡3、栗東・藤原英)が、好位追走から直線で渋太く抜け出して勝利を収めた。勝ちタイムは1分59秒1。 　レースは大方の予想どおりリキサンマックス(牡3、栗東・昆)が先手を奪い、直後をカフナ(牡3、栗東・池江)が追走する形となりすんなり落ち着く。 　そのまま淡々とレースは進んだが、直線に入ると早々にリキサンマックスが脱落。2番手追走のカフナが先頭に立ち後続を突き放しにかかるが、好位を追走したダノンミルが直後に続く。後方から勝負どころで大外をまくって進出したダノンシャーク(牡3、栗東・大久保龍)も直線で脚を伸ばし最後は3頭の争いとなったが、ダノンミルがもうひと伸びして1/2馬身抜け出し、大金星を挙げる結果となった。 　皐月賞の優先出走権がかかった2着争いはカフナが制し、ダノンシャークはさらに1/2馬身差の3着止まりに終わった。1番人気に支持されたユニバーサルバンク(牡3、栗東・松田博)は、さらに2馬身1/2馬身差の4着に敗れている。 　配当は単勝5,140円、馬連22,210円、馬単45,700円、3連複26,550円、3連単269,320円。勝ったダノンミルは父ジャングルポケット、母スターリーロマンスという血統。 　このレースで2着までに入ったダノンミル、カフナの2頭には、4月17日に中山競馬場で行なわれる牡馬クラシック一冠目となる第71回皐月賞(GI、芝2000m)の優先出走権が与えられる。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★がんばろう日本！競馬で被災地に力を！?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【弥生賞】サダムパテックが大激戦を制す