【メイクデビュー阪神】カネヒキリの全弟・トーセンウィークが押し切り

　20日、阪神競馬場で行われた第6R・メイクデビュー阪神(ダ1800m)は、和田騎手騎乗で単勝7.2倍の4番人気に支持されたトーセンウィーク(牡3、栗東・大久保龍)が、道中は中団待機も向正面で外から一気に進出し直線入口で先頭に立ち、そのまま押し切り勝ちを収めた。勝ち時計は1分56秒1。 　レースは、スタート直後から上位人気のコパノカーン(牡3、栗東・梅田智)、エーシンハクレイ(牡3、栗東・松元)を含む4頭が横並びで先行争いを続け、後続も代わる代わるプレッシャーをかける淀みのない展開に。 　勝負どころの3.4コーナーで先行4頭の中から抜け出したコパノカーンの外から、トーセンウィークとヴォレ(牡3、栗東・清水久)が一気に襲い掛かり、直線ではコパノカーンが脱落。2頭の一騎打ちムードとなった。 　そこに食い込んできたのが、道中はジッと中団待機したタイムズアロー(牡3、栗東・松田博)。直線で馬場の内を突いて一気に伸びたが、先頭に抜け出したトーセンウィークに馬体を並べたところがゴール。惜しくも2着止まりだった。 　勝ったトーセンウィークと、2着タイムズアローの着差はクビ。さらに1馬身差の3着には13番人気の伏兵・ヴォレが入線し、配当は単勝720円、馬連1,680円、馬単3,660円、3連複31,530円、3連単146,980円と3連系の馬券が高配当となった。 　トーセンウィークは父フジキセキ、母ライフアウトゼアという血統。全兄に05、08年JCダート、06年フェブラリーSを制し、交流GIも4勝しているカネヒキリがいる。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★がんばろう日本！競馬で被災地に力を！?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★カネヒキリの全弟らが馬名登録 ★【土曜・メイクデビュー阪神】サワノファンタスが押し切ってV!!