【高松宮記念】ダッシャーゴーゴー“静”に徹するも反応上々!!GI初Vへ視界良好

栗東　坂路　稍重　馬なり 55.6-40.6-25.6-12.1 　前走のオーシャンSを、好位から力強く抜け出し快勝したダッシャーゴーゴー。鞍上の川田騎手はレース後「次の舞台へ胸を張っていきたい」と、力強い言葉で締めくった。次の舞台とは、このGI。1週前（17日）の坂路追い（4F53秒2-11秒8）では陣営が思っていた以上に時計が出たが、決して無理をした時計ではなく、馬なりでマークしたもの。体全体を使った伸び伸びとしたフォームでの登坂だった。 　本日（24日）も坂路追い。もう体は十分にデキており、単走でセーブされながらスタート。最後まで手綱は抑えられたままラスト1F12秒1でフィニッシュした。「前走から中2週のローテーション。もう強い調教は必要ないと思いました。一度使われ、動きや反応が違いますね」と安田景助手。 　昨秋のスプリンターズＳ（GI）は、勝ったウルトラファンタジーにゴール前猛追しハナ差まで迫るも、直線で他馬の進路を妨害して2位入線も4着へ降着という悪夢があった。3カ月ぶりとなった今期初戦は14キロ増と成長した姿で登場。余力を残した状態ながら見事V。地力の強化が見て取れた。 　今年は中京競馬場が工事のため、阪神でのスプリントGI。昨秋同コースのセントウルＳ（GII）で、香港からの刺客グリーンバーディー以下を抑えた実績のあるコース。同馬にとってGI制覇に向け、これ以上ない有利な条件。このチャンスは逃せないだろう。 ※関連リンク ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【オーシャンS】ダッシャーゴーゴーが大一番へ向け視界良好!