おしらせ
【高松宮記念】ジョーカプチーノがスプリント界の頂点へ躍動!!
栗東 坂路 稍重 強め 55.7-39.3-計不-12.8 前走のシルクロードS(GIII)は、スタートを決められず後方からの競馬。これまで先行して良積を残してきただけに、大変なビハインドと思われたが、直線大外から豪快に差し切ったジョーカプチーノ。09年NHKマイルCを勝って以来、久々の重賞制覇を果たした。 前走後は短期放牧に出され、栗東TCでは3月初旬から坂路で乗り込まれた。1週前(17日)は坂路で一杯に追われ51秒2-12秒6。力強いキック力でウッドチップを豪快に蹴散らした。馬体そのものは間隔が空いた分多少の余裕が見られたが、その後日曜(20日)にも坂路で追われ、前半(4F56秒6)こそゆったり入ったが、ラスト2Fを12秒6-12秒4と、終いの脚を伸ばす追い切りを消化した。 本日(24日)も坂路で単走で追われた。セーブ気味にスタートし、ジワジワと加速。ゴーサインが出ると重心の低い躍動感溢れるフォームで登坂した。「日曜の時計が少し速くなったので、前半はゆったりと行かせた。動きは良かったです。馬体に張りがあっていい状態で送り出せます」と中竹師。 昨秋脚部不安から1年5カ月ぶりにカムバック。38キロ増で臨んだスワンS(GII)だったが、逃げ粘り3着に好走。続くマイルCS(GI)も果敢に逃げたものの、後続勢に交わされ0秒6差9着。それでも着順ほど大きく負けてはいなかった。久々の6F戦となった2走前のラピスラズリSを逃走V、そして前走豪脚で決めた。 3歳時人気薄ながら東京のマイルGIを好位から抜け出して勝ったのだからポテンシャルの高さは相当。長い休みはあったが、古馬となりシッカリとパワーを付けた。外国馬不在のスプリント決戦なら頂点に立っていいだろう。 ※関連リンク ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【シルクロードS】差しても強かった!ジョーカプチーノが1年8カ月ぶりの重賞勝ち