【高松宮記念】阪神の馬場は大歓迎だ! サンカルロ

美浦 坂路 重 馬なり 53.2-36.2-23.9-12.2 　なかなか陣営の思うように賞金が加算できず、険しい道のりが続いていたサンカルロ。しかし前走の阪急杯、自らの手でGIへの出走権を手繰り寄せた。「悪くても2着に入らないと、高松宮記念には出走できないので、きっちりと仕上げた」と陣営も勝ちを意識して臨んだ阪急杯は、中団待機からメンバー最速の末脚を繰り出し、2着以下を突き放す強い内容。文句なしの賞金を加算し、いざGI挑戦だ。 　中間も入念に乗り込まれ、1週前には坂路で4F53秒4(馬なり)をマーク。今朝も坂路を2本乗ったあと、3本目の最終追い切りで別掲のタイムを馬なりのままマークした。併せたショウナンライジン(古馬オープン)を4馬身ほど追い掛け、楽な手応えのまま併入。スピード感に溢れたフットワークで、ラスト1Fも12秒2とスパッと切れた。ピカピカに輝く毛ヅヤも素晴らしく、体調は文句なしだ。 「前走を勝ったあと大きな反動もないし、最終追いでも前向きな気持ちを出してくれた。動きも鋭かったし、デキに関しては何ら不安なところはない。今年は阪神で行われるし、今の力の要る馬場は好材料。期待の方が大きいです」と、陣営もかなり力が入っている様子。 　自身初めての1200m挑戦となった昨年の高松宮記念は、4角16番手から直線だけで4着まで追い上げ、勝ったキンシャサノキセキとの差はわずか0秒1。2度目のスプリント戦となった昨秋のスプリンターズSでは、大きな不利がありながら4位に入線(3着に繰り上がり)している。まだ1200m戦では底は見せていない、3度目の挑戦となる今回、GIのタイトルは手の届くところにある。 ※関連リンク ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【阪急杯】サンカルロが堂々と抜け出して完勝!! ★【高松宮記念】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【高松宮記念】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!