おしらせ
【スプリングS】皐月賞へ向け距離の壁に挑む グランプリボス
栗東 坂路 不良 馬なり 53.2-38.8-25.4-12.6 前走の朝日杯FSでは中団からレースを進め、4コーナーで他馬に触れるアクシデントがありながらもメンバー最速の上がりをマークしたグランプリボス。クラシック候補と呼び声高いサダムパテックやリベルタスらを力でねじ伏せ、先頭でゴール板を駆け抜けた。 激戦の後はノーザンファームしがらきへ放牧に出され、先月26日に帰厩。一回りも二回りも逞しくなって戻って来た。17日の1週前追い切りは栗東のウッドコースで行われ、一杯に追われて6F79秒0-3F37秒5-1F11秒5をマーク。グイグイと力強く伸び、順調な仕上がりをアピールした。 今朝行われた最終追い切りは、岩田騎手が手綱を取って栗東の坂路を単走で登坂。力強い脚取りで真っすぐ駆け上がり、別掲のタイムを叩き出した。時計のかかる馬場状態であったが、これだけ動ければ十分。レースが1週間延びた影響もなく、3カ月ぶりの実戦となるが初戦から力を出せそうだ。 「初戦になるが、動きは良かったよ」と話すのは追い切りを見守った久保助手。「早くから目標にしていたし、自分の力は出せるデキにある」と続け、陣営は自信を持って送り出す。 父は現役時代にスプリンターズSを制した名スプリンターのサクラバクシンオー。矢作調教師が「ここで良い結果が残せるようならば皐月賞へ」と話すように、初となる1800mはグランプリボスにとって未知の距離であり、試される一戦。しかし、ここで好走するようならクラシックがグッと近づくのも事実である。今回から皐月賞2連勝中の岩田騎手を新パートナーに迎え、2歳王者が皐月賞を見据えて“距離の壁”に挑む。 ※関連リンク ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【朝日杯FS】2歳王者はグランプリボス!! ★【京王杯2歳S】グランプリボスが前走惨敗から見事な巻き返し! ★【メイクデビュー札幌】グランプリボスがデビュー勝ち! ★グランプリボスを管理する矢作芳人厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ!」