【ドバイWCデー】藤田騎手がUMAJINだけにレース直前の心境を独白

　いよいよ決戦前日となった25日、日本馬はレーザーバレットを除き、すべての馬が馬場入り。1m先も見えないほどの深い霧に覆われた中で、各陣営は軽めの調教を行い、最終態勢を整えた。 　牝馬初の快挙がかかるブエナビスタには、初めてR・ムーア騎手が騎乗。 「とても気分よく走ることができ、軽い走りをしていました。明日は真価を出せる状態にあると思います。少しの幸運と不利がなければ勝ち負けできると思いますし、彼女はチャンピオンに値すると確信しています。日本が今、大変な時期にあることはよく知っていますし、だからこそ自分は競馬で気持ちを元気づけるようなレースをお見せできればと思っています」 と、日本勢による初の快挙に自信を見せた。 　一方、2日ぶりに馬場に姿を見せたトランセンドだが、管理する安田調教師は 「強めの調教を行った翌日、引き運動のみにとどめるのはいつものこと。日本にいるときと同じパターンで調教できているのは順調である何よりの証。もっと内枠が欲しかったけど、とくに気にすることもないし、ドバイWC当日の花火対策も二重のメンコを用いて、なるべく負担を少なくして、レースに臨むつもりです」 と、人事を尽くし天命を待つといった様子。 　また、トランセンドの鞍上を務める藤田騎手はUMAJINの独占取材に応じ 「今年は逃げ馬不在のようなメンバーだから、もちろんハナを叩くつもりでいるし、（昨年のような）逃げ切りのレースを思い描いています。日本は今、国民全員が頑張っている時期で、そういうときだからこそ日本の馬と日本の騎手が頑張らないといけないし、何とかいい結果を出して、頑張っている人に力を与えられるようなレースをしたいです」 と、頼もしい言葉を残してくれた。 　いよいよ明日、戦いの火蓋が切られる。UMAJINでは日本馬が出走するレースを詳細にレポート。どこよりも早いドバイWC情報をお楽しみに！ ※関連リンク ★【ドバイWCデー】決戦まであと2日　角居師＆デムーロ騎手から好感触コメント！ ★【ドバイWCデー】ブエナビスタ、世界制覇へ視界良好 ★【ドバイWCデー】角居厩舎の両騎、万全の臨戦態勢で本番へ ★「動画王国/競馬日本代表を応援しよう」はコチラ！ ☆携帯の方はコチラから！ ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★ドバイWCデー特設サイトでは各馬への応援コメントも受付中