おしらせ
【土曜阪神10R / コーラルS】得意距離で巻き返す準備は整ったか セイクリムズン
今週土曜日、2回阪神開催3日目の10Rはオープン特別のコーラルS(ダ1400m)だ。 重賞2勝の実績を持つセイクリムズンが主役を張る。30日の最終追い切りは栗東・坂路を単走で登坂。一杯に追われて4F51秒8-1F12秒0と上々のタイムをマークした。力強い脚捌きは健在で、高いレベルでデキを維持していると言えそうだ。前走のフェブラリーSでは2番人気に支持されながらも14着に敗退。これまで結果を残すことできなかった1600mの壁に泣いた。しかし今回は最も得意とするダート1400m戦で、10戦して【5.1.2.2】と相性は抜群。巻き返す準備は整ったか。 母キョウエイマーチの良血馬・インペリアルマーチが逆転の最右翼。最終追い切りは31日、昨年9月以来のコンビ復活となる福永騎手を背に栗東・坂路で行われた。全体のタイムは計測不能だったが、馬なりでラスト1F13秒5をマーク。前走から間隔は詰まっているがキビキビとしたフットワークで好気配を保っている。今年のはじめにダートへ矛先を変えてから素質が開花。無傷の3連勝でオープン入りを果たした。勢いに乗って、連勝記録を伸ばすか。 ダート1400mのスペシャリストであるナムラタイタンも侮れない。30日の最終追い切りは栗東のポリトラックコースで行われ、熊沢騎手を背に長めから追われて6F72秒5-3F35秒4-1F12秒0(一杯)の好時計を計時。グイグイと進む姿に好感が持て、体調の良さを存分にアピールした。1400m戦はこれまで9戦して6勝を挙げ、掲示板も外していないように絶好の条件。いつ先頭でゴール板を駆け抜けてもおかしくない存在だ。 シルクフォーチュンも楽しみな1頭。最終追い切りは30日に栗東のウッドコースで行われ、こちらも長め6Fからスタートすると6F78秒0-3F36秒5-1F12秒5(一杯)の好タイムを叩き出した。毛ヅヤもピカピカで、いかにも具合は良さそうだ。前走のカペラSでは1番人気に支持され、4着に敗れはしたものの、ラスト3Fのタイムはメンバー中2位の豪脚を繰り出し見せ場十分のレースであった。前が引っ張るペースになればまとめて交わすシーンも。 前走の千葉Sを快勝したのがティアップワイルド。30日の最終追い切りは栗東・坂路を単走で駆け上がった。前半からグイグイ飛ばして4F50秒6-1F12秒5(一杯)の自己ベストをマーク。体調の良さと、目下の充実ぶりがうかがえるケイ古となった。昨年のカペラSでは、今回人気になることが予想されるセイクリムズンとタイム差なしの2着に好走。もちろんマークが必要だ。 アドバンスウェイは前走の羅生門Sを快勝し、再度オープン入りを果たした。最終追い切りは美浦のポリトラックコースで行われ、5F65秒2-3F36秒4-1F11秒7(一杯)の快時計を記録。終いの脚は目を見張るものがあり、調子は良さそうだ。前がけん制しあう展開になればあれよあれよの逃げ切りもあり得る。軽視は禁物か。 ※関連リンク ★【根岸S】セイクリムズンが重賞2連勝!! ★【カペラS】セイクリムズンが混戦を制し重賞初V!! ★【メイクデビュー京都5R】キョウエイマーチの仔・インペリアルマーチが快勝!! ★【欅ステークス】なんとナムラタイタンがデビュー6連勝!!