おしらせ
【日曜阪神9R/マーガレットS】好メンバー揃った興味深い一戦
阪神競馬場に舞台が戻り1400mに距離が短縮されてから、早いもので12回目を数えるマーガレットS。ファリダットなど、ここをステップに古馬になってから活躍している素質馬も多い。今年も良血馬や厩舎の期待馬など目白押しで、好メンバーが揃った興味深い一戦だ。 まずは、ディープインパクト×スキーパラダイスで注目を集めるプランスデトワール。デビュー戦を快勝後ひと息入れ、復帰してからの2走は勝ちあぐねているが、着差は共に0秒1差とわずか。1週前の24日には美浦の坂路でサトノオーと併せ、4F50秒7の好時計をマークし同入を果たした。最終追いは坂路時計がエラーとなってしまったが、素軽いフットワークで登坂。馬体、血統面から距離短縮も問題なさそうだ。 1400m戦なら、シャイニーホークも注目の1頭だ。マイル戦のシンザン記念こそ惨敗を喫したが、これまで1400m戦は5戦して2勝2着3回とパーフェクト連対中だ。この中間は再三の坂路での併せ馬を行い、最終追いはトップオブザロック(古馬1000万)との併せ馬を敢行。大きく追走しながら、馬なりのまま3馬身ほどの先着を果たした。2走前のクロッカスSで速い時計にも対応できており、ここでも中心的な存在になりそうだ。 クリアンサスはハナを切れれば渋太い1頭。前走フィリーズレビューはハナに立てず、外へ逃げ気味となり力を出し切れなかった。相変わらず攻め馬の気配は抜群で、31日の最終追いは栗東坂路で4F53秒5-1F12秒6(馬なり)をマーク。すんなり先手を奪えれば、巻き返しがあってもおかしくない。 同じくハナに行きたいタイプからオースミイージーを取り上げたい。朝日杯FSは中山の急坂で止まってしまったが、現状では1400mがベストで距離短縮は魅力。間隔は開いたがジックリと乗り込まれており、最終追い切りも栗東Cウッドで6F80秒8-65秒5-50秒9-37秒8-12秒2(強め)と好時計をマークした。同型の存在は気になるところだが、立て直され良化は著しい。 最後にもう1頭、キャリアは4戦と浅いが現在2連勝中と勢いに乗るダンシングロイヤルにも注目したい。前走の黒松賞ではのちにアーリントンCとファルコンSで3着に健闘している、テイエムオオタカをクビ差凌いでいる。間隔は開いたがプールとコースを併用し入念に乗り込みを消化。美浦のウッドで行われた最終追いでは、古馬準オープンのゴールデンハインドを煽る動きを見せた。初めての関西圏への輸送をクリアできれば、スピードはここでも通用しそうだ。 ※関連リンク ★【メイクデビュー札幌】噂の大物プランスデトワールがデビュー勝ち! ★【POGニュース】配合ははっきり短距離/クリアンサス ★【ききょうS】ハーツ産駒快進撃続く!!オースミイージーが逃げ切る!