【中山牝馬S】ヒカルアマランサス日程&コース変更も無問題

栗東　DP　良　一杯 77.7-62.5-48.8-35.9-11.7 　今年は京都牝馬Sでショウリュウムーンの2着スタートとなったヒカルアマランサス。仁川で開催される“中山”牝馬Sで二度目の重賞制覇を狙うべく、30日に直前追いを済ませた。 　栗東のDPコースでの3頭併せ。僚馬コーストバンクシアを3馬身追走する形から上がり重点の調教で僚馬に1馬身半先着した。全体の時計は77秒7、ラストも11秒7となかなかの好タイム。「折り合いをつけて終いを伸ばす調教。日程が伸びても予定通り」と高野師も納得の様子だ。馬体もフックラ見せて好気配が漂う。 　同レースは当初13日に中山競馬場で施行される予定だったが、先の東日本大震災によって2週後に順延し、舞台も阪神競馬場に変更となった。だが、この点についても同師は「中間緩めずに調整してきたので、日程変更に関して不安はない」と明言。力を出せる態勢は整ったといえよう。 　昨年は京都牝馬Sで重賞初制覇を果たすと、同年のヴィクトリアマイルでは単勝8番人気ながら女傑ブエナビスタにクビ差2着と、力があるのは間違いない。そして施行されるコースが中山の内回り1800mから阪神の外回り1800mに替わったのは、末脚自慢の同馬にとっては追い風だ。二度目の重賞制覇へ向けて、陣営にとってもここは勝利が欲しいに違いない。 ※関連リンク ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【ヴィクトリアマイル】ブエナビスタがGI・4勝目（ヒカルアマランサス2着） ★【京都牝馬Ｓ】大外一気！ヒカルアマランサスが重賞初制覇！