おしらせ
今週の3歳戦「ここが見どころ」
桜花賞の1週前ということで、先週と比較するとさみしい3歳戦ラインナップとなっているが、まずはオープン特別のマーガレットSからピックアップしていこう。 まずはシャイニーホーク(牡、栗東・橋口)。シンザン記念11着を除けば、未勝利勝ち後は安定した成績を残している。しかもすべて1400m戦なので、今回も条件面は申し分なしだろう。追い切りは坂路を馬なりで54秒6。もともと時計を出すタイプではないし、一杯に追われる相手に先着していたので、今回も力を出せそうだ。 黄梅賞2着のプランスデトワール(牡、美浦・藤沢和)について葛西助手は「前走は直線で狭くなった意外は完璧なレースだった」とコメント。体調は維持しており、体型的にも距離短縮は歓迎。オープンでも素質で通用してきそうだ。 デビューから2着2回の後、2連勝中のダンシングロイヤル(牝、美浦・大竹)はここを勝てば連闘で桜花賞に向かうプランもあるという。今週は美浦ウッドで一杯に追われ、5F68秒3、終い12秒6の時計。勝たないことには話がすすまないが、桜花賞出走抽選対象馬を指名している方は注目しておこう。 芝桜賞ではメイショウツガル(牡、栗東・武田)をピックアップ。前走はなのき賞は新馬勝ち以来7戦ぶりに1200mを使い、複勝圏入った。陣営は「強い相手と戦ってきたからね。今のところ距離は短いほうが合っているのだろう。今回も楽しみにしている」とコメント。同コースのレースで前走の再現以上を期待したい。 500万戦では土曜阪神6Rが芝2400m戦ということで、ダービートライアルに向けての重要レースとなりそうだ。注目はヴァーゲンザイル(牡、美浦・田村)だろうか。水仙賞は1番人気に推されたもののスローペースで逃げた勝ち馬を最後までとらえることができず2着。田村師は「前走はペースが合わなかったね。レース後、馬体が減ったこともあったけど、回復した。今度こそ決めたい」と話していた。 日曜阪神6Rのヴァルディヴィア(牡、美浦・二ノ宮)はデビュー以来5戦続けて1番人気に推されている。ここ2走も500万条件で2着が続き、そろそろ決めたいところ。最終追い切りも美浦南ウッドで6F84秒7を馬なり、相手を2馬身ほど追いかけて併入する動きを見せた。好調はキープしている様子。 デビューを迎える馬では日曜阪神3Rの未勝利戦に出走するトーセンリバー(牡、美浦・萱野)を紹介しておこう。鈴木助手からは「去年の秋に一旦出走態勢が整う寸前でリタイア。そのあとはじっくり時間を掛けて乗り込んできたが、先週の坂路でも51秒5と好時計。今週も追ったあとにすぐ息が入ったし仕上がりは上々だよ。まだ坂路でしかやれない弱みはあるが、持っている能力は今の未勝利戦では上位。いきなりから楽しみは持っています」とコメントがとれた。 ★レーヴディソールが骨折 ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?