おしらせ
【阪神牝馬S】有力馬1週前追い切りレポート
5月に行われるGIヴィクトリアマイルの前哨戦として、競馬ファンにも定着してきた阪神牝馬S。08年の勝ち馬エイジアンウインズは、当レースで重賞初勝利を挙げると、返す刀でヴィクトリアマイルも制覇。春の古馬牝馬NO.1を目指す馬達にとって重要な一戦となる今回、有力馬の1週間前をレポートする。 カレンチャン 前走の山城S(1600万下)では2着に2馬身半差をつけ快勝。完全に軌道に乗ったといえる内容だったが、全4勝がスプリント戦とあり、1F距離が伸びる今回が試金石となる。この中間は攻めに攻め込んで、トモの張り具合も牝馬とは思えないほど。1週前の追い切りでは、坂路でラスト1F11秒台を楽に出し、状態面は申し分のない状態。今の充実度なら1400mの距離もこなせそうだ。 レディルージュ 09年のフィリーズレビューでも3着に入線しているように、この条件とは相性が良いレディルージュ。同厩のカレンチャンと同じく、中間も緩めることなく乗り込まれ、馬体に幅、厚みを増してきた。以前に比べてパワーも付いてきており、その結果が初のダート戦となった、前走なにわSの勝利で示された。先週は坂路で5Fが55秒8でラスト1Fが12秒5と馬なりながらも、この馬らしいさを見せてくれた。 ケイアイデイジー 重賞レースを使っているここ2走こそ成績は振るわないが、葵Sの勝利などOP特別では好走経験があるケイアイデイジー。前走の阪急杯後も坂路を中心に乗り込まれており、先週はウインスカイハイ(古馬500万)を追走し、最後はキッチリと併入。動きもダイナミックで、前走はひと息の結果に終ったが、この体つき、動きなら今回は変わってきそうだ。 スプリングサンダー 前走のうずしおS(1600万下)では終始後方からの競馬。しかし、直線ではメンバー中1位の末脚を使い、2連勝を達成。今の勢いならスプリングサンダーが1番だろう。中1週続きでのレースとなるが、馬体減りも見られず、テンションが上がってくることもないので、この中間もビッシリと追い切ることができている。末脚が生かせる流れになればこの馬の出番だろう。 サワヤカラスカル 重賞挑戦となった前走の阪急杯では6着だったが、先日の高松宮記念で2着となったサンカルロなど、牡馬の一線級を相手にしてのもの。また、全5勝のうち4勝が当レースと同じ阪神の芝1400m戦で挙げており、この条件とは相性はバツグン。前走後も坂路コースで入念に乗り込まれており、ラスト1Fも12秒4で駆け抜け依然として好調をキープ。牝馬同士となる今回は恐い存在だ。 モルガナイト 須磨特別(1000万下)を勝ったばかりのモルガナイトだが、3歳時には秋華賞に駒を進めたように、陣営の評価も高い一頭。日曜追いでは、坂路で余力を残しながらの馬なり調整。ただ、1800m?2000mの中距離戦を中心に使われており、一気の距離短縮となる今回は、1400m戦に対応できるかがキーとなる。 ※関連リンク ★がんばろう日本! ?応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★水・木は【阪神牝馬S】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載! ★【阪神牝馬S】の出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!