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【ニュージーランドT】有力馬1週前追いレポート
中山開催の中止に伴い、9日に阪神で開催されることとなったニュージーランドT(GII、芝1600m)。1着から3着馬までに、5月8日に東京競馬場で行われるNHKマイルC(GI、芝1600m)への優先出走権が与えられる。これまで「紛れの多い中山マイル」で行われてきた同レースだが、阪神に移ったことにより「力勝負」になることだろう。それでは、同レースに出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! グランプリボス 昨年の最優秀2歳牡馬はスプリングSで始動するも4着に敗退。皐月賞への挑戦をパスし、最大目標をNHKマイルCに見据える。スプリングS後もすぐに乗り出せており、体つきもさらに逞しくなっている。日曜も坂路で軽く乗られたが、テンションが上がることもなくスムーズな動き。1600mなら力が違うはずで、出走してくるようなら不動の中心だ。 リアルインパクト 朝日杯FSではグランプリボスと3/4馬身差の2着。NHKマイルCでのリベンジを睨み、今年の初戦を迎える。蹄の不安もありひと息入れ、さらに震災の影響もあり帰厩が3月半ば頃まで遅れたが、20日から早速時計を出し始め、31日にはサイオン(古馬準オープン)との併せ馬を敢行。美浦の南ウッドで5F68秒3-1F12秒5(G前追う)という時計をマークした。攻め駆けするサイオンがパートナーだったが、直線で追われると持ち前の切れ味を見せ1馬身の先着。動ける態勢になってきたようだ。 ダノンシャーク 皐月賞の権利獲りを狙った若葉Sで、よもやの3着。矛先を変えNHKマイルCの出走権利を狙う。レース間隔が詰まっているが、若葉S後もすぐに乗り出せている。1日には栗東坂路で、馬なりのまま4F54秒4-1F12秒4をマークした。とはいえ、テンションが上がり気味な点はやや気掛かり。レース間隔が詰まっている影響かもしれない。カリカリした面を見せているだけに距離短縮はプラスかもしれないが、いずれにせよもう少し落ち着きがほしいところだ。最終追い切りに注目したい。 キョウエイバサラ アーリントンCで人気薄ながら2着に好走。それがフロックでないことを裏付けるような動きを、調教でも見せている。以前とは歩様、脚捌きが違ってきており、脚元もシッカリしてきたのだろう。アーリントンCから間隔は開いているが、緩めることなく順調に調整が積まれている。3月30日には小林慎騎手が跨り、栗東坂路で4F52秒2(一杯)の好時計。ラスト1Fは13秒台と時計が掛かったが、最終追いの1本で態勢は整いそうだ。 ディープサウンド 共同通信杯で3着と健闘し、前々走のシンガリ負けから見事に巻き返してきた。引き続き蛯名騎手が手綱をとる予定だ。この中間もポリと坂路を併用し、入念な乗り込みを消化してきた。3月30日には蛯名騎手が騎乗し、美浦坂路で4F52秒2-1F12秒3(馬なり)をマーク。柔らかみのある馬体と弾むようなフットワークで、最後まで手応え抜群のまま登坂した。これまで1800m、2000mを中心に使われてきたが、スピードがあり距離短縮はプラスに出そうだ。 シルクシュナイダー 穴で取り上げたいのがこの馬。須貝厩舎ではラトルスネークが注目を集めるだろうが、ダートで2勝を挙げているこの馬も侮れない。ヒヤシンスS(2着)後は短期放牧でリフレッシュをはかり、引き締まり張りのある馬体で帰厩した。30日には坂路でラトルスネークと併せ4F53秒9-1F12秒7という時計。一杯に追われる僚馬に対し馬なりのまま先着を果たし、手応えで圧倒してみせた。動きにしてもダイナミックで、初めての芝でも一発が期待できそうだ。 ※関連リンク ★がんばろう日本! ?応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★グランプリボス、キョウエイバサラを管理する矢作厩舎公式ブログ【よく稼ぎ、よく遊べ!】 ★水・木は【ニュージーランドT】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載! ★【ニュージーランドT】の出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開! ★【ニュージーランドT】の渾身予想必見!! プロの勝負馬券で10人の予想家の印をチェック!