【桜花賞】有力馬1週前追いレポート

　今年で71回目を迎える、牝馬クラシック初戦・桜花賞(GI、芝1600m)。今週末の日曜日、阪神競馬場で開催される。大本命レーヴディソールの回避によって一転混戦の様相を呈してきた。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ホエールキャプチャ 昨年暮れの阪神JF(GI)でレーヴディソールの2着。明けて3歳の前走(クイーンC)は楽な手応えで後続を振り切り勝利した。この世代の2番手と目される馬で、安定感のある成績も好印象だ。この中間も順調に乗り込まれていて、3月30日の1週前追い切りでは坂路で4F52秒0-1F11秒7(G前追う)を計時。びっしり追われているだけに申し分のない気配で、追われると力強く伸びた。好調キープだ。 ダンスファンタジア 桜花賞馬ダンスインザムードの初仔という血統背景からファンの人気は高く、レースでは毎度人気を集める。前走(クイーンC)でも単勝1番人気に支持されたが、直線で伸びを欠いて6着と人気を裏切った。中間は与えられた調教をそつなくこなしており、1週前では横山典騎手を背に坂路で4F52秒4-1F12秒4(馬なり)。前走で敗れた影響はなさそうで、母子二代制覇なるか注目されるところ。 マルセリーナ 前走(エルフィンS)を勝利したことで桜花賞への出走に足る賞金は得られた。前走後は坂路を1本挟み、栗東のCウッドコースで順調な調整。30日の1週前追い切りでは安藤勝騎手を背に6F84秒1-4F53秒2-1F11秒7(G前追う)の速い時計を出した。ダイナミックなフォームで迫力のある走りが好印象だ。 ライステラス 阪神JF(GI)で女王レーヴディソールの3着。そして前走(チューリップ賞)でも女王の2着と好走を続けており、一度も大崩れがない安定感も魅力だ。30日の1週前追い切りは栗東の坂路で四位騎手を背に4F51秒9-1F12秒2(G前追う)の好時計をマーク。馬体の張りをキープしており、調整過程も順調そのものである。 フレンチカクタス 前走(フィリーズレビュー)は3月14日に施行予定だったが、震災の影響で1週延びた。ローテーションに変更が生じたため、1週前追い切りは軽めの調整。それでも栗東の坂路で4F55秒1-1F12秒5(馬なり)とまずまずのタイムを出している。落ち着いた雰囲気で、栗東滞在の効果も見られる。 ハブルバブル フラワーCは当初3月19日に中山競馬場で開催予定だったが、震災の影響で26日に順延された上に舞台も阪神競馬場に変更。ローテーションに変更がありながらも前走(フラワーC)は2着入線を果たして桜花賞出走に必要な賞金を確保した。中1週で本番という強行ローテのため追い切りは実施せず軽めの運動を行う程度だが、状態はいい意味で平行線だ。 ※関連リンク ★ハブルバブルに騎乗予定 藤田騎手公式ブログ「男道」はコチラ! ★サクラベルに騎乗予定 吉田隼人騎手公式ブログ「Hayato Area」はコチラ! ★水・木は【桜花賞】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載! ★【桜花賞】の出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開! ★【桜花賞】の渾身予想必見!! プロの勝負馬券で10人の予想家の印をチェックしよう!