おしらせ
【ダービー卿CT】ダービー卿男・柴田善に導かれ、ブリッツェンが重賞初制覇
3日、今年は阪神競馬場で行われた第43回ダービー卿CT(GIII、芝1600m)。「荒れるハンデ戦」という伝統を象徴するかのような、本命馬不在のなかで迎えた1戦だ。 レースを制したのは、単勝8番人気の伏兵ブリッツェン(牡5、美浦・二ノ宮)。果敢に先手を奪うとそのまま逃げ切り、重賞初挑戦で初制覇を飾った。勝ちタイムは1分33秒3。鞍上の柴田善騎手は90年のヤマノタンポポ、05年のダイワメジャー、09年のタケミカヅチに続き、このレース4勝目となった。 1番の好スタートを切ったブリッツェンに対し、1番人気のキングストリート(牡5、栗東・西園)はスタートで後手を踏んでしまう。外のコスモセンサー、スズジュピター、ダイシングロウらも絡んでくるが、ブリッツェンが内枠を利してハナを譲らない。平均ペースでレースは進み、そのままの隊列で最後の直線に向いた。 粘るブリッツェンの内から、2番人気のライブコンサート(セン7、栗東・白井)が襲い掛かり、外からはキョウエイストーム(牡6、美浦・中川)、スマートステージ(牡6、美浦・鹿戸雄)らが差を詰めてくる。 横いっぱいに広がった大接戦のゴール前は、わずかにハナ差だけブリッツェンが凌いでいた。2着には福永騎手騎乗のライブコンサートが入線。土曜に「同日2重賞連続制覇」を飾った福永騎手だが、日曜は「同日2重賞連続2着」という珍しい記録となった。 またキョウエイストームとスマートステージによる3着争いは、キョウエイストームがハナ差制している。2着ライブコンサートとの着差はクビ。なお1番人気のキングストリートは出遅れが響き13着に、3番人気ダンツホウテイは6着に敗れている。 配当は単勝2,080円、馬連6,060円、馬単14,750円、3連複17,820円、3連単135,230円という高配当。勝ったブリッツェンは父スペシャルウィーク、母レディストロベリー(母の父Caerleon)という血統。通算成績は24戦6勝となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★【本音マル秘】ユリが推奨のブリッツェンが逃げ切り勝ち! ☆【09ダービー卿CT】柴田善騎手が1年7カ月ぶりの重賞V ★がんばろう日本! ?応援メッセージ募金?にご協力お願いします ☆史上3人目! 福永祐一騎手が同日2重賞制覇を達成する!!