おしらせ
【マーチS】好メンバーの中で再び存在感を輝かせたい キングスエンブレム
栗東 坂路 良 強め 52.7-38.5-25.5-12.8 前走のジャパンCダートでは3番人気と高い評価を受けたキングスエンブレム。しかしレースでは見せ場なく9着に敗退し、期待を大きく裏切ることとなった。それから4カ月。兄にヴァーミリアンのいる超良血馬が、苦杯をなめた仁川の舞台で巻き返しに燃える。 前走後は放牧に出されてリフレッシュ。3月上旬から坂路で時計を出し始め、ここまで入念な調整が重ねらてきた。先月30日、1週前追い切りは主戦の福永騎手を背に坂路を登坂。ビッシリと一杯にしごかれて4F52秒7-1F12秒9をマークし、上々の内容でこの日のケイ古を終えた。 注目の最終追い切りは6日、再び坂路での攻め馬を敢行。テンから軽快なフットワークで飛ばし、ラスト1Fも豪快に伸びて別掲の時計を計時した。先週よりも集中した走りが好印象。久々の競馬となるが、これなら2つ目の重賞制覇も十分手の届くところにあるデキと言えるだろう。 最終デモを見守った石坂師は「順調に仕上がっている」と、納得の表情。「使い込んだときより、休み明け初戦の方がむしろいいかも」と愛馬の復活に期待を寄せた。 震災の影響で、今年のマーチSは例年以上の好メンバーがエントリー。GI馬のオーロマイスターをはじめ、勢いに乗るタガノジンガロや女傑ラヴェリータなど強敵が多数出走する。偉大な兄同様にダート界の“キング”へ上り詰めるためにも、このメンバーの中で再び存在感を輝かせたい。 ※関連リンク ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【ジャパンCダート】トランセンドが逃走劇でGI奪取!! キングスは見せ場なく9着に敗退 ★【シリウスS】良血開花! キングスエンブレムが重賞初制覇!! ★水・木は【マーチS】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載!