おしらせ
【桜花賞】史上初の母仔制覇へ向け視界良好!! ダンスファンタジア
美浦 坂路 良 馬なり 51.4-37.8-24.6-12.2 前走のクイーンCでは、単勝1.7倍の圧倒的な1番人気に支持されたダンスファンタジア。好位の内々6番手からレースを進めると、そのままの隊列で直線へ。あとは母譲りの末脚を爆発させるだけとなったが、直線では自慢の豪脚は影を潜め、ジワジワとしか伸びず6着に敗退した。「遅い馬の後ろになって前半からスピードに乗り切れなかった。3角で他馬に寄られたし、リズムが悪かったね」と、管理する藤沢和師は敗戦を振り返る。重賞連勝で桜の主役へという青写真は一転。女王レーヴディソール不在でもなお、依然として候補の1頭という評価で本番を迎えた。 レース後は宮城県にある山元トレセンで調整され、心身のリフレッシュに専念。それが功を奏し、一回り逞しくなって3月上旬に帰厩した。そして6日に行われた最終追い切りは、赤松賞以来のコンビ復活となる横山典騎手を背に美浦・坂路を登坂。キビキビとしたフットワークで馬場の内めを真っ直ぐと伸び、別掲の好タイムを叩き出した。馬体もふっくらと見せており、絶好の気配が漂う。順調と言っていいだろう。 「最近ずっと乗っているが、体調に関しては太鼓判を押せる。全体的にパワーアップしているし、精神面もドッシリしてきた」と手綱を取った横山典騎手はニッコリ。すると指揮官も「これだけの調教が積めたことに満足」と、愛馬の成長に目を細めた。 70年の歴史がある桜花賞だが、“母仔制覇”を果たした例はこれまでに一度もない。2004年桜花賞勝ち馬・ダンスインザムードを母に持つダンスファンタジアが、史上初の偉業に挑む。 ※関連リンク ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【クイーンC】ホエールキャプチャが抜け出し重賞初制覇!! ファンタジアは6着に敗れる ★【フェアリーS】ダンスファンタジアが関東で見事に逆襲! 重賞初制覇 ★【メイクデビュー東京3R】単勝1.6倍のダンスファンタジアが評判通りの快勝! ★水・木は【桜花賞】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載!