おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】菊花賞当日の新馬戦に要注目! 超高額馬リアドとシャフリヤールの半弟アルファヒディが激突
■10月23日の東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、芝1400m)には、ヨール(牝2、美浦・手塚)がスタンバイ。父はロードカナロア、半姉にはチューリップ賞と紫苑Sを制したマルターズディオサがいる血統だ。1週前追い切りでは大きく先行した古馬1勝クラスの僚馬を追走。一杯に追われ、最後は同入に持ち込む渋太い走りを見せた。先週の新馬戦こそ除外になったが、その分乗り込みが進んだとみていいだろう。9月以降、セントライト記念、オールカマー、毎日王冠を制すなどますます好調の手塚厩舎。その勢いに乗って新馬勝ちなるか。鞍上は柴田善騎手。
【ヨール】
父ロードカナロア
母トップオブドーラ
母父Grand Slam
■10月23日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝2000m)で、コスモダークナイト(牡2、美浦・鹿戸)が初陣を迎える。父はハーツクライ、半兄バイオスパークは福島記念勝ち馬だ。9月中旬に入厩すると、そこからはオープン馬の胸を借りながらじっくりと乗り込まれてきた。最終追い切りでも古馬1勝クラスを相手にしっかりと走ることができた。王道の距離で新馬勝ちを目指す。鞍上はM.デムーロ騎手。
【コスモダークナイト】
父ハーツクライ
母ナナヨーティアラ
母父マイネルラヴ
■10月23日の阪神競馬場第4R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1400m)で、ペルアア(牝2、栗東・野中)がデビューする。父は米国三冠馬アメリカンファラオ、いとこには昨年の端午Sを制したサトノラファールがいる血統だ。いかにもダート向きの血統であり、この舞台選択は納得といったところ。調教の動きも良く、いきなりの好走に期待がかかる。鞍上は岩田望騎手。
【ペルアア】
父American Pharoah
母Nomee
母父City Zip
■10月23日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1200m)で、グラトゥリーレ(牡2、栗東・加用)が川須騎手を背に初陣を迎える。父はマジェスティックウォリアー、母トゥニーポートはJRAで5勝、朱鷺S3着などオープンクラスでも活躍した。父の産駒はダート向きの馬も多いが、芝デビューとなったあたり母親似の可能性も。乗り込み本数はそれほど多くないものの、調教では悪くない動きを見せている。
【グラトゥリーレ】
父マジェスティックウォリアー
母トゥニーポート
母父ステイゴールド
■10月24日の東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1600m)で、サノラキ(牡2、美浦・中舘)が戸崎騎手の手綱でデビューする。父は今年のオークスを産駒ユーバーレーベンが制し、GIウイナーの父となったゴールドシップ。母コーラルビューは中央で2勝、半姉にはJpnIII・エーデルワイス賞を制しNAR最優秀2歳牝馬に選出されたコーラルツッキーがいる。トレセンでの調教本数は少ないが、牧場での仕上げがある程度進んでいたようで動きは軽快そのもの。初戦からしっかり力を出してきそう。
【サノラキ】
父ゴールドシップ
母コーラルビュー
母父キングヘイロー
■10月24日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝1600m)で、オウケンムーンアイ(牝2、美浦・宮田)がデビューする。父はオウケンブルースリ、母はムーンフェイズで、共同通信杯を勝ちクラシック3冠すべてに出走したオウケンムーンは全兄。ほか、伯父に当時GIIの大阪杯を制したタガノマイバッハなど。調教ではなかなか動きに鋭さが出てこず、良化に手間取っていたようだが、先週の坂路追い、今週の芝コース追いでピリッとした姿を披露した。デビュー戦にきっちり間に合わせてきた印象だ。鞍上は野中騎手が務める。
【オウケンムーンアイ】
父オウケンブルースリ
母ムーンフェイズ
母父エリシオ
■10月24日の阪神競馬場第4R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1600m)で、ハイパーシーン(牝2、栗東・千田)が、川須騎手のエスコートでデビュー戦に臨む。父はこの2歳世代がファーストクロップで、野路菊S勝ちのロンを送り出すなど上々のスタートを切っているシルバーステート。伯母にレディルージュ(中央5勝、京阪杯2着など)やリラコサージュ(秋華賞3着など)、叔父にロードゴラッソ(シリウスS勝ちなど)らがおり、牝系も優秀だ。入厩以降ここまで8本の併せ馬を予定通りこなせており、肉体面、精神面ともにしっかりしたものがありそうだ。本番での走りに注目。
【ハイパーシーン】
父シルバーステート
母ルアンジュ
母父マンハッタンカフェ
■10月24日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1800m)で、ディープインパクト産駒リアド(牡2、栗東・友道)が初陣を迎える。米重賞勝ち馬が2頭、マル外として輸入された半兄ストロングタイタンが鳴尾記念勝ち、日本で生産された半兄ミラアイトーンが中央6勝、そして半姉ギルデッドミラーがNHKマイルCで3着など、上のきょうだいは安定して高い成績を残している。秋の阪神デビューを念頭に9月下旬からトレセンで鍛えられ、10月7日にはCW6F79秒フラットを馬なりでマーク。新馬離れした脚力をアピールしている。先週、今週と本番で騎乗する福永騎手が騎乗した芝コースでの動きも抜群。セレクトセールで4億7000万円(税抜)で落札された素質馬らしい動きを見せており、“菊花賞当日”の新馬戦を通過点としそうな雰囲気が漂う。また、このレースではアルファヒディ(牡2、栗東・池江)もメイクデビュー。母は米のGI馬、半兄にアルアイン、シャフリヤールとクラシックホースの名が連なる文句なしの超良血馬だ。ここまで坂路とコースを併用し、強い負荷の併せ馬を順調に消化。まだ反応面に良化の余地は残すが、力を出せる状態で走れそう。鞍上はC.ルメール騎手。
【リアド】
父ディープインパクト
母タイタンクイーン
母父Tiznow
【アルファヒディ】
父ハーツクライ
母ドバイマジェスティ
母父Essence of Dubai
■10月24日の新潟競馬場第5R・メイクデビュー新潟(新馬、ダ1200m)で、ウィルフルネス(牝2、栗東・四位)がデビュー戦に臨む。母レゾリューションはすべてダート1400m戦で中央3勝、その半兄には短距離王カルストンライトオ。ほか、メイショウマシュウ(根岸S勝ち)、ホーマンスピリット(アンタレスSで2着)が近親におり、大島牧場が誇るオオシマスズラン一族の末裔だ。先週は3F38秒3-1F11秒9(一杯)、今週は3F38秒4-1F12秒1(馬なり)と本番でも手綱を取る富田騎手を背に、CWで水準以上の脚を見せている。仕上がり良好。
【ウィルフルネス】
父ジャスタウェイ
母レゾリューション
母父カリズマティック
(Text:Nishimura/Hiraishi)
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