【マイラーズC】三冠牝馬が再出発！アパパネ

栗東　坂路　良　馬なり 55.0-39.0-24.7-12.1 　昨年の桜花賞・オークス・秋華賞を制し、メジロラモーヌ、スティルインラブに続く史上3頭目の牝馬三冠を達成したアパパネだったが、その後は苦難が続いている。 　古馬初挑戦となったエリザベス女王杯で3着に敗れ、今年の初戦に予定していた中山記念は熱発のため回避。なかなか本来のリズムを取り戻せないでおり、この春の目標としているヴィクトリアマイルに向けて、弾みのつくような走りを見せたいところだ。 　13日の最終追い切りは、滞在している栗東の坂路で追われたが、美浦でしっかり仕上げられており、この日の調整は終いの伸びを確認する程度となった。一頓挫あったがその後の調整はいたって順調。ラスト1Fは12秒1と切れ味を見せ、力を出すことができそうだ。見守った国枝師も 「終いを確かめる程度だったけど、素軽い動きでいい感じだった。同じ休み明けでもローズSの時より乗り込めているし、馬体もスッキリしているよ」 と、いい手応えを感じているようだ。 　今回は5ヶ月の休養明けの上に、2歳未勝利を勝った時以来となる牡馬との対戦、桜花賞以来のマイル戦。いきなりの激走を見せるにはハードルが高いが、ここでいい走りを見せることができれば、主役不在の古馬牝馬路線が一気に盛り上がってきそうだ。 ※関連リンク ★がんばろう日本！競馬で被災地に力を！?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【秋華賞】アパパネが牝馬3冠達成！ ★アパパネ熱発　中山記念を回避 ★結局逃げたが…。リーチ圧勝！／きさらぎ賞