【マイラーズC】重賞初制覇へ向け虎視眈々　フラガラッハ

栗東　坂路　良　一杯 53.9-38.8-25.1-12.3 　前走の阪急杯でフラガラッハは後方からレースを進め、直線では上がり3Fメンバー最速タイとなる34秒7で猛然と追い込み3着に好走。11着に敗れた前々走(東京新聞杯)から見事な巻き返しに成功した。次なる目標は、もちろん重賞初制覇だ。 　この中間は坂路中心のメニューで調整が重ねられ、6日の1週前追い切りは栗東・坂路で僚馬のミティーク(古馬500万下)との併せ馬。5馬身ほどパートナーを追走するとグイグイと伸び、あっという間に差を縮め射程圏内に捕らえる。最後は一杯に追われる相手を尻目に1馬身先着でフィニッシュし、火花の散るような追い比べを制した。タイムは4F52秒6-1F12秒6(一杯)を記録。ここまでの順調さを物語るようなケイ古であった。 　最終追い切りは14日に坂路で単走追いを敢行。テンをゆったりとしたペースで入ると、ギアを1つ2つ上げて徐々に加速する。残り2Fでトップスピードに達すると、ラスト1Fは12秒3と鋭く伸びてゴールした。追われてからの伸び脚には目を見張るものがあり、絶好の動きで好調ぶりをアピール。叩き3戦目となる今回は、本来の力を十二分に発揮できそうな雰囲気だ。 　大渡助手は「全体の時計は速くないけど、ゆったり入った分、終いは伸びていた。状態はいいよ」とコメント。続けて「道中さえスムーズなら重賞でも通用していい」と愛馬に期待を寄せていた。 ※関連リンク ★がんばろう日本! ?応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【阪急杯】サンカルロが堂々と抜け出して完勝!! フラガラッハが鋭く追い込み3着に好走!! ★【東京新聞杯】スマイルジャック&三浦皇成　会心のハナ差V!! フラガラッハは見せ場なく11着に敗れる ★フラガラッハを管理する松永幹厩舎所属、西橋助手公式ブログ「ジョシュの奇妙な冒険」は要チェック！