【皐月賞】実績＆上昇度で混戦を絶つ！サダムパテック

栗東　坂路　重　G前追う 52.7-38.2-24.7-12.3 　混戦と言われる牡馬クラシック戦線だが、実績で頭ひとつ抜けているのがメンバー中唯一重賞2勝を挙げているサダムパテックだ。ここで快勝を果たし、終わってみれば「強かったのはこの馬」といわしめる走りを見せることができるか。 　前走弥生賞はゴール前の大混戦をスッと抜け出しての勝利。有無を言わせぬ勝ち方でなかったことが混戦ムードに拍車をかけている感があるが、「余裕を残して、七?八分のデキだった。差はわずかだけど、余裕のある勝ち方だったと思いますよ。ひと叩きした上積みは大きい」と管理する西園師は中間の上昇度を強調。愛馬の能力を信じて疑わない構えだ。 　前走後は厩舎に置かれ、なんのトラブルもなく順調に調整されてきた。1週前は重賞勝ち馬イコピコと併せられ互角以上の動きを披露。そのぶん今日20日の最終追いは終いの伸びを確認する程度にとどまったが、渋った馬場をものともせず軽快な切れ味を見せた。 「先週、今週と乗せてもらいましたが、素晴らしい動きでした。先週より数段パワーアップした感じですね」と、手綱をとった岩田騎手が絶賛すると 「前走を使って気合いが乗ってきました。岩田騎手も良かったと言ってくれたし、状態に関しては万全です。これだけの馬にはなかなか出会えないので、このチャンスをなんとか生かしたいですね」と、西園師も勝ち負けへの強い意気込みでコメントを締めくくっていた。 ※関連リンク ★【弥生賞】サダムパテックが大激戦を制す ☆【東スポ杯2歳S】サダムパテックが3馬身1/2差をつける圧勝！ ★がんばろう日本！競馬で被災地に力を！?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします