おしらせ
【皐月賞】トーセンラー&ダノンミル 藤原英厩舎2頭が最終リハでいい動き!
トーセンラー 栗東 CW 重 馬なり 83.5-67.5-53.0-39.1-12.5 ダノンミル 栗東 CW 重 強め 83.4-68.1-53.7-40.1-13.2 きさらぎ賞から直行となるトーセンラー、そして12番人気ながら若葉Sを制したダノンミル。藤原英厩舎の2騎が、混戦のクラシック第一弾・皐月賞の頂点目指して最終リハを終えた。 きさらぎ賞はリキサンマックスの大逃げがハマり後続を突き放す展開。そのまま逃げ切りか、と思われたが1頭だけ次元の違う脚を繰り出し、見事に差し切って見せたのがトーセンラーだ。まさに父ディープインパクトをほうふつとさせる切れ味を見せた。その後陣営はリフレッシュを選択。3月上旬に栗東へ帰る予定だったが、そこで発生したのがあの大震災だ。結局通常の何倍もの時間をかけてトレセンに戻ってきたが「疲れた様子はなかった。精神面が本当に強い馬だね」(藤原英師)と、影響はなかった様子だ。帰厩後の調整は順調そのもので2週前、1週前ウッドコースでの併せ馬を意欲的に消化。最終追いとなった20日の追い切りも新パートナー蛯名騎手が跨ってウッドでの併せ馬となったがケイ古駆けする古馬を相手に楽々の先着を果たしてみせた。申し分のない仕上がりぶりだろう。 「ディープに似ているというのは意識していますし、乗ってみたときの柔らかさやパワーからも『現役時代のディープはこんな感じだったのかも』と能力の高さを感じました。(東京開催に変更などの)条件どうこうは考えず、ここで万全に仕上げることだけを考えてやってきました。地震で大変な状況のなか、馬の移動に尽力してくれた方たちもいますし、その人たちのためにもいい結果を残したい」と、指揮官は余念のない仕上がりぶりに胸を張っていた。 藤原英厩舎からはダノンミルもスタンバイ。この中間は前走快勝の反動もなく、順調にメニューを消化できている。そして本日の最終追い切りではこちらも新パートナーとなる内田博騎手が跨り、古馬相手に追走先着を果たした。 「ラストは要しましたが、雨が降って馬場が悪くなったぶんですから。動き自体はしっかりしていたし、ジョッキー(内田博騎手)もいい感触を掴んでくれたようです。溜めればしっかり伸びる馬。幼さはありますが素質はトーセンラーに甲乙つけがたいと思っています。テンションが上がらずに、平常心での競馬を期待したいですね」(藤原英師) ※関連リンク ★【若葉S】超伏兵のダノンミルが激走 ☆【きさらぎ賞】トーセンラーが堂々クラシックへ名乗り!! ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします