おしらせ
【日曜東京10R/メトロポリタンS】フェスタに続け! イコピコ完全復調だ!!
昨年はナカヤマフェスタが勝利したメトロポリタンS。ここをステップに宝塚記念を勝利し、その後凱旋門賞で2着に善戦したことは記憶に新しい。今年も、ハンデ戦ながら実績馬がズラリ。目の離せない一戦だ。 まずは、神戸新聞杯の覇者イコピコが、骨折休養明けのレースにここを選択してきた。神戸新聞杯以来勝利から遠ざかっているが、ここへ向けての仕上がりは好調時を彷彿とさせるものだ。3月下旬からプールと坂路を併用し、入念に乗り込みを重ねてきた。栗東坂路での最終追いは4F51秒8-1F12秒5(一杯)をマーク。この馬としては当然の時計だが、重い馬場状態を考えれば優秀だ。休み明けの57.5キロは楽ではないが、実績からアッサリもありえる。 ケイアイドウソジンは中山金杯で5着に善戦。じっくりと間隔を開け、態勢を整えてきた。この中間はポリトラックで再三の併せ馬を消化。最終追いは美浦のポリトラックでナムラオーシャン(3歳500万)との併せ馬を行い、5F66秒4-1F12秒2(馬なり)をマーク、僚馬を2秒近く突き放した。折り合いに進境を見せた前走内容から、2400mの距離もこなせるだろう。鉄砲実績がないのは気掛かりだが、仕上がりの良さからいきなりの大駆けがあってもおかしくない。 トップカミングのハンデ55キロは恵まれた印象。前走の日経賞は9カ月ぶりの実戦だったが、強いといわれる4歳世代相手に6着と善戦。当然、ひと叩きされ調教の動きにも力強さが増している。ケイ古で速い時計は出ないタイプだが、栗東Cウッドでの最終追いは6F85秒1-1F13秒8(強め)とまずまず。終いは時計を要したが、馬場状態の影響で意に介する程ではないだろう。このレースは去年も出走し、ナカヤマフェスタの2着。リベンジなるか。 実績ならヒカルカザブエも遜色ない。1年の休養を挟み、復帰後は結果が伴わないが、坂路での動きは悪くない。一杯に追われた栗東坂路での最終追い切りも、4F52秒6-1F12秒6(一杯)の好時計をマーク。馬体にハリも増しており、明らかにここ2戦とは雰囲気が違ってきている。脚質的にも血統的(父ジャングルポケット)にも府中コースは向きそうで、一発があるとすればここか。 最後にもう1頭、格上挑戦になるネコパンチにも注目したい。気性面に難はあるが、すんなりハナを切れれば実に渋太い。前走の時計、中山芝2500mで2分32秒4も優秀だ。震災のため出走間隔が開いてしまったが、ウインズ八代開設記念とメトロポリタンS両睨みで、ハンデ戦のこちらを選択。1週前には大庭騎手(レースは江田照騎手)を背に、美浦の南ウッドで6F80秒6-1F13秒1(馬なり)をマーク。最終追いは流した程度だったが、馬体の充実ぶりも動きも目立ち、目下絶好調だ。ハンデ52キロなら、同型の出方次第では面白い存在になる。 ※関連リンク ★?がんばろう日本! メッセージ募金?にご協力お願いします ★イコピコが右第2中手骨を骨折 ★【神戸新聞杯】イコピコが菊獲りへ名乗り ★ケイアイドウソジンを管理する田村厩舎ブログ「HORSE AND LIFE DO THE BEST WE CAN」