おしらせ
【アンタレスS】ここで負けるわけにはいかない バーディバーディ
栗東 CW 重 強め 66.3-50.4-38.3-120 前走のフェブラリーSではダート一級線のメンバーが集まる中、3着に好走した4歳馬バーディバーディ。これまでにジャパンCダート(4着)、東京大賞典(3着)と、あと一歩のところでタイトルに手が届かないところにいるが、今回はトランセンドやフリオーソ、スマートファルコンもいないGIII。ここで負けるわけにはいかない。 前走後は放牧に出されて英気を養うと、定年を迎えた池江泰郎厩舎ではなく池江泰寿厩舎へ帰厩。それからは坂路とコース追いで調整が重ねられた。1週前追いは14日、今回から新しくパートナーを組む幸騎手を背に栗東・ウッドコースでの攻め馬。強めに追われて5F66秒7-3F38秒1-1F12秒0(強め)とまずまずのタイムを計時した。馬体は張りが目立ち具合は良さそう。ここまでの調整が順調なことを伺わせた。 最終追い切りは20日、先週に引き続き幸騎手が跨ると、ウッドコースでモスカートローザ(3歳500万下)との併せ馬を敢行。パートナーを10馬身ほど先行させると、それを目標にジワジワと進出。直線で馬体をピタリと併せ、そのまま勢いに乗って2馬身ほど差をつけてフィニッシュした。水気を含んだ馬場だったが、ラスト1Fは11秒7と鋭伸。4歳馬らしく、ここにきて一気にグーンと良くなってきている。 「最終追い切りはウッドコースで5ハロンから併せ馬。時計、動きともに良かったですね」と池江師はデキの良さを強調。「あとは58キロを克服できるかどうかでしょう。雨が降って少しでも軽い馬場になってくれるといいのですが」と続け、ライバル馬たちを意に介していない様子だった。 ヴィクトワールピサやローズキングダムを筆頭に、4歳世代が中心にいると言っても過言ではない現在の日本競馬。しかし、どの馬も芝路線で活躍しており、ダート路線ではいまだにエスポワールシチーやトランセンドなど、古豪が主役の座を譲らない。引導を渡すためにも、悲願のビッグタイトル奪取のためにも、この一戦でまずは弾みをつけたい。 ※関連リンク ★【フェブラリーS】トランセンド 好ダッシュから先頭譲らずGI連勝!! バーディバーディはまたしても3着!! ★【東京大賞典】スマートファルコンが圧勝!! 3着はバーディバーディ!! ★【ジャパンCダート】トランセンドが逃走劇でGI奪取!! バーディバーディは4着に善戦!! ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします