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2011年ブリーズアップセール 最高額はレディビーナスの09

今回のセールにおいて最高額で落札されたレディビーナスの09。祖母は欧州最強を誇った名牝ユーザーフレンドリーだ

 25日、中山競馬場において2011JRAブリーズアップセールが行われた。例年通り多くの競馬関係者が会場を訪れており、馬主、調教師はもちろんのこと柴田善騎手、丸田騎手、荻野騎手などの現役騎手らも顔を揃えていた。  セリ開始前には大震災で亡くなられた方への黙祷が捧げられた。さっそく活発に声がかかったのは祖母が92年英年度代表馬でジャパンCでも1番人気に推されたユーザーフレンドリー、この日の供覧でも2F24秒6-1F12秒4と軽快な脚を披露した上場番号5番レディビーナスの09(牡、父フジキセキ)。値段は次第につり上がっていき、2700万円でハンマーが下ろされた。結局、同馬がこの日の最高落札馬。落札したのは「シシャモ」の冠名で知られる大野満氏。  また、この日2番目の高額落札となったのは上場番号38番マンデームスメの09(牡、父クロフネ)で、「メイショウ」の松本好雄氏が2600万円にて落札。3番目の金額で落札されたのは供覧で2Fの一番時計タイ(2F23秒0-1F11秒2)をマークした上場番号51番のサクラハートピアの09(牡、父トーセンダンス)で、株式会社栄進堂に2500万円で落札されている。  今回のブリーズアップセールではJRAの日高育成牧場で生産から育成まで一貫して行われたホームブレッド馬が初めて上場されたが、上場5頭中3頭が落札。そのうち最高値だったのはキセキスティールの09(牝、父デビットジュニア)で落札金額は580万円だった。(以上、落札金額は税抜き)  セール全体としては上場79頭中76頭が落札(売却率96.2%)。昨年、一昨年と完売が続いてきたが今回は完売とならなかった。売却総額は5億9986万5000円で、前年比では82.3%にとどまっている。 ※「UMAJIN POG」ページでは明日より、今回のブリーズアップセールからの注目馬を数日に渡って詳細レポートします。お楽しみに! ※関連リンク ★【棚井コラム】ブリーズアップセール盛況の裏側で…がんばろう日本! ?応援メッセージ募金?にご協力お願いします

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