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【アンタレスS】ゴルトブリッツ&田辺騎手が重賞初制覇
24日、京都競馬場で行われた第16回アンタレスS(GIII、ダ1800m)は、単勝5.1倍の3番人気に支持されたゴルトブリッツ(牡4、栗東・吉田)が、好位追走から直線で抜け出し、人気のワンダーアキュート(牡5、栗東・佐藤正)の追撃を退けて快勝した。勝ちタイムは1分48秒1。 メテオロロジスト(牡4、栗東・池江)の回避により13頭立てで争われたレースは、スタート直後に2年5ヶ月ぶりの復帰となったフィールドルージュ(牡9、栗東・西園)が落馬するアクシデント。サクラロミオ(牡6、栗東・羽月)が出遅れるなど、波乱の出だしに。 内枠を利して一昨年のこのレースの覇者・ウォータクティクス(牡6、栗東・池江)が先手を奪うと、直後をタガノジンガロ(牡4、栗東・松田博)、さらにはダイシンオレンジ(牡6、栗東・庄野)らが追走。ゴルトブリッツは好位で虎視眈々と脚を溜め、ワンダーアキュートは中団待機の形となった。 勝負どころの3、4コーナーでゴルトブリッツが進出すると、内々を突いてワンダーアキュートもポジションを上げた。直線で先にゴルトブリッツが先頭に立つと、直後から馬群を割ってワンダーアキュートも抜け出したが、最後まで差は詰まらず、ゴルトブリッツ&田辺騎手にとって初重賞制覇となる歓喜のゴールとなった。 2着のワンダーアキュートとの着差は1馬身3/4。さらに2馬身1/2差の3着には、2番人気に支持されたバーディバーディ(牡4、栗東・池江)が入線。結果的には上位人気3頭が3着までを独占する結果となった。 配当は単勝510円、馬連680円、馬単1,780円、3連複720円、3連単5,130円。勝ったゴルトブリッツは父スペシャルウィーク、母レディブロンドという血統で、半姉にはラドラーダなどがいる。ダートは7戦6勝と底を見せておらず、今後の活躍が楽しみになる初重賞制覇となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★【仁川S】ワンダーアキュートが人気応え完勝!! ★重賞連勝!ワンダーアキュート快勝!/武蔵野S