おしらせ
【日曜京都12R/いぶき賞】ダートで底を見せていない3歳馬が集結!
天皇賞の余韻の残るなか、日曜の京都最終レースは「被災地支援競走」として「いぶき賞」が行われる。3歳馬によるダートのオープン競走だ。いまだダートで底を見せていない馬が多数集結し、先のユニコーンS、そしてジャパンダートダービーへ向けても目が離せない一戦になる。 コルポディヴェントはダートで2連勝。芝に挑戦したNZTでは大敗を喫したがダートでは無敗。久保田師みずからが跨った最終追いでも、力強いフットワークで駆け、僚馬ドロ(古馬1000万)に馬なりのまま同入を果たした。馬体面も絶好の気配を見せ、1800mの距離にも勝ち鞍がある点も大きい。ロスなく運べる1枠1番を引いたのも追い風だ。 同じくダートでは無敗のカフェヒミコ。芝に挑戦した桜花賞は直線入り口で前の馬が下がってくる痛恨のロス。それでもしっかり伸びて8着と、一線級を相手に地力のあるところを見せた。ダートは未勝利戦で9馬身差、500万は5馬身差と圧倒的なパフォーマンスを見せている。牡馬に混じっての1戦だが、ダートに戻れば中心を担う存在だ。最終追いは美浦の南ウッドで6F78秒1-1F12秒8(強め)の時計。ハツラツとした動きで、やればいくらでも時計が出そうな雰囲気だ。関西への輸送も克服済みで、課題は距離延長になりそうだが、桜花賞の内容から問題なさそう。 ダート2連勝の後、オープン特別ヒヤシンスSでも2着に健闘したシルクシュナイダーも参戦。それ以来の実戦であり間隔は開いているが、坂路で再三の併せ馬を消化し態勢は整っている印象だ。27日の最終追いは、栗東坂路でバックトゥジエース(古馬500万)との併せ馬。一杯に追われる僚馬に対し馬なりのまま先着を果たした。時計も4F54秒9-1F13秒1と及第点。レースでも突き放して圧倒するタイプではないが、同馬のような追って渋太いタイプが、混戦だけに浮上してきそうだ。 ハナに行きたいタイプからスマートルシファーを取り上げたい。4戦2勝の成績だが、逃げた2戦は6馬身差、4馬身差の圧倒劇。武豊騎手騎乗だけに同型のマークが厳しくなる懸念もあるが、先手を奪えれば逃げ切り勝ちも十分に考えられる。小倉遠征から中2週のため中間は軽めの調整が続いたが、27日の最終追いは栗東の坂路でビッシリと追われた。4F52秒5-1F12秒8と、この日の馬場を考慮すれば速い時計。重戦車のような馬格を誇りのちのちはダートの大物に、そんな予感さえ漂ってくる。 芝でもダートでも、これまで1度も連を外していないグレープブランデー。すみれS以来の実戦となるが、3月の上旬には帰厩し、これまで坂路とコースを併用し入念に乗り込まれてきた。27日の最終追いは、栗東坂路で4F52秒5-1F13秒0(一杯)の好時計。単走でこれだけ動けば十分で、仕上がりに抜かりはなさそうだ。全2勝がダートの1800m戦で、京都に勝ち鞍がある点も心強い。あとは大外16番枠をどう克服するか、そこは初騎乗となる横山典騎手の手腕に掛かかっている。 ※関連リンク ★?がんばろう日本! メッセージ募金?にご協力お願いします ★【メイクデビュー中山】コルポディヴェント6馬身差圧勝!! ★【ヒヤシンスS】ラヴィアンクレール?シルクシュナイダーで決着 ★【すみれS】伏兵ロッカヴェラーノが逃走! 2着にグレープブランデー