おしらせ
【日曜東京10R/アハルテケS】ここを勝って重賞戦線へ インペリアルマーチ
今週日曜日、2回東京開催4日の10Rは別定戦のオープン特別・アハルテケS (ダ1400m)だ。 主役はインペリアルマーチか。昨年1月に京都芝1800mでデビューすると、初陣を勝利で飾ることに成功。しかしその後は、芝レースを4戦ほど使われたが結果を残せずにいた。明けて4歳、初となるダート戦に出走するとそこで才能が開花。破竹の3連勝で一気にオープン入りを果たした。勢いに乗って挑んだ前走コーラルSでは、重賞馬セイクリムズンに敗れてしまいダート戦では初の黒星を喫することに。今回が巻き返しの一戦となる。この中間は栗東・坂路で調整され、27日の最終追い切りも同じく坂路で。キビキビとしたフットワークで駆け上がると、4F52秒6-1F13秒6(一杯)を計時した。渋った馬場だったことを考えると時計は上々。タイム以上の活気溢れる動きで好調をアピールした。前走は敗れてしまったものの、重賞馬を差し置き1番人気の支持を集めたことからそのポテンシャルは高く評価されている。ここを勝って重賞戦線へ向かいたい。 前走のコーラルSでは、2着のインペリアルマーチからコンマ2秒差の3着に敗れたナムラタイタンが逆襲に燃える。この中間はコース追いで順調に調整されると、最終追い切りは27日、主戦の熊沢騎手を背に栗東・ウッドコースでコイスキャーレ(古馬500万下)との併せ馬。パートナーを追いかける形でスタートすると、4Fあたりで取り付き直線の攻防へと移る。終始楽な手応えの相手に対して、こちらは一杯に追われる苦しい内容。最後は逆に突き放され3馬身ほどの遅れを取ってフィニッシュした。タイムは6F82秒1-3F40秒1-1F14秒5。格下馬に脚色で圧倒された上、馬場が悪かったことを考えてもラスト1Fはかかりすぎ。少々不安の残るケイ古となった。ただ、過去にはオーロマイスターやセイクリムズンなどを破った実績があるだけに、オープン特別なら常に怖い存在だろう。 スターボードも侮れない。27日の最終追い切りは、美浦・ポリトラックコースで僚馬タツミリュウ(3歳オープン)との併せ馬で行われた。大きくパートナーを追走すると、ジワジワと差を縮めて直線へ。最後はキッチリ捕らえて同入でゴール板を駆け抜けた。タイムは5F66秒0-3F37秒8-1F12秒5(強め)。東京コースは大の得意で、本馬の勝利はすべてここで挙げたもの。相性の良い舞台ならば、逆転があっても驚けないだろう。 前走のすばるSでは4着に敗れたワンダーポデリオ。27日の最終追い切りは、栗東の坂路で単走追いを敢行した。ビッシリと一杯に追われると、全体時計はエラーだったがラスト1Fを13秒8でまとめてフィニッシュ。これまでコンスタントに使われており、急激な良化こそ見込めないがマズマズのデキでゲートインできそうだ。これまで左周りのコースで良績を残しており、条件好転で上位進出の可能性も。 良血・カジノドライヴが復帰2戦目を迎える。最終追い切りは27日、僚馬のマチカネニホンバレ(古馬オープン)と美浦の坂路を登坂。1秒以上パートナーを追走すると、終い追われるパートナーを楽な手応えで捕らえ同入でゴールした。タイムは4F51秒7-1F12秒3(馬なり)をマーク。馬体には張りが戻り、叩き2戦目の上積みは大きそう。良い状態でレースに臨めそうだ。実績では最上位の存在だけに、本来の走りができればアッサリのシーンがあるかもしれない。 ※関連リンク ★【コーラルS】59キロのセイクリムズンが完勝!! 2着にインペリアル、3着はタイタン ★【根岸S】セイクリムズンが重賞2連勝!! スターボード、ポデリオも出走 ★【すばるS】アーリーロブストが逃げ切ってV!! 4着にワンダーポデリオ ★【仁川S】ワンダーアキュートが人気応え完勝!! カジノドライヴの復帰戦は9着