おしらせ
【青葉賞】島川オーナーの夢を乗せて トーセンレーヴ
栗東 坂路 稍重 一杯 52.2-38.6-25.0-12.4 父は数々の歴史を塗り替えたディープインパクト、そして母はGI馬のビワハイジ。さらに兄姉にはブエナビスタやアドマイヤオーラなどをもつ超良血馬・トーセンレーヴが2度目の重賞挑戦を迎える。新馬→条件戦と2連勝し、勢いに乗って挑んだ前走の毎日杯。重賞馬がいる中で単勝2.0倍と圧倒的な支持を受けた同馬であったが、直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗戦。大一番へ向け、目標であった賞金が加算できず手痛い敗戦となってしまった。 この中間は坂路主体のメニューでビッシリと鍛え直され、21日の1週前追い切りも栗東の坂路で厩舎の先輩・フォゲッタブル(古馬オープン)との併せ馬。テンから軽快に飛ばすと最後は父や姉を彷彿とさせる鋭い伸び脚を披露し、パートナーを5馬身以上千切ってフィニッシュした。タイムは4F52秒8-1F12秒7(一杯)で、重馬場だったことを考えると上々の時計を記録。初重賞制覇へ向け、順調に調整が進んでいる。 最終追い切りは27日、この日も坂路でアイソトープ(古馬1000万下)との併せ馬を敢行。残り2Fあたりで併走すると、そこからは実戦さながらの追い比べに。パワフルな掻きこみでグイグイ伸びると、最後は3馬身ほど引き離して直線の攻防を制してみせた。目下絶好調と言えそうな雰囲気だ。 ケイ古を見守った池江師は「今日の追い切りは前半折り合いに専念して、後半はシャープに伸ばすという指示。仕掛けてからはフォームが一番いいころに戻っていることを確認できました」と納得した表情。また「この血統ならファンのみなさんも注目していると思いますので、何とか良い結果を残したいですね」と続け、指揮官は期待を込めて結んだ。 馬名の“レーヴ”にはフランス語で“夢”という意味があり、これは他でもないオーナーの島川隆哉氏の夢がダービー制覇であることからそう名づけられた。夢を叶えるためにも、そして夢の続きを見るためにも、権利の取れる2着と言わずに快勝を期待したい。 ※関連リンク ★がんばろう日本! ?応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【メイクデビュー京都】トーセンレーヴが着差以上の強さで完勝 ★【青葉賞】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【青葉賞】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!