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【新潟大賞典】有力馬1週前追いレポート
第33回新潟大賞典(GIII、芝2000m)が今週末の日曜日、新潟競馬場で「被災地支援競走」として開催される。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! サンライズベガ 前走・小倉大賞典で重賞初勝利。勢いに乗って重賞連勝となるか。ひと息入れられたが帰厩後の乗り込みは順調だ。4月27日は栗東坂路でGI馬オウケンブルースリと併せられ、脚色圧倒のまま大きく先着を果たした。相手が動かなすぎた感もあるが、自身の全体時計は4F51秒9(馬なり)は馬場を考えれば上々だったといえよう。力は出せそうな雰囲気にある。新潟コースとの相性も良く、前走比プラス1キロのハンデ56キロも許容範囲内だろう。 セイクリッドバレー 昨年このレースで2着。得意の舞台で初重賞勝ちを目論む。前走・大阪城Sで2着した後は短期放牧に出されリフレッシュ。帰厩後の坂路中心に入念な乗り込みが続いている。4月27日は美浦坂路で2本追い。1本目を15-15で流した後、2本目はテンからビッシリ追われて4F51秒7(一杯)の好タイムをマークした。フットワークは柔軟そのもので、態勢はほぼ万全。 シャドウゲイト 3月の中京記念が引退レース、との観測も流れたが58キロを背負って2着に好走。その後も順調にケイ古を消化しており動きは活発、まだまだ現役でやれそうだ。4月27日、主戦田中勝騎手が跨って美浦坂路で追い切られたが馬なりのまま小気味よく伸び、体調の良さをアピールした。硬さはなく元気一杯。陣営の希望はやはり時計がかかる展開と馬場状態だ。 アドマイヤメジャ? 昨年後半は使い詰めできており、放牧リフレッシュで立て直しを図った。4月上旬の帰厩後は坂路とコース追いを併用し、追われるごとに気配を上げてきている。4月27日は栗東ウッドコースで追われた6F81秒8-1F13秒3(一杯)をマーク。序盤の行きっぷりは悪くなかったが、渋った馬場を気にしてかラストに仕掛けられての反応はいまひとつ。ただ、ステッキも入る猛ゲキを入れられたことで、変わってくる可能性も。今週の最終追い切りを見守りたい。 モンテクリスエス 春の天皇賞はあと一歩のところで除外。距離はいささか不足している感はあるが、その安定感からここでの上位進出は十分に考えておきたい。4月27日は栗東坂路で僚馬ミダースタッチと激しい追い比べ。半馬身遅れての入線となったが、ケイ古で目立たないこの馬なりに渋太く伸びていた。好調キープ。 ※関連リンク ★がんばろう日本! ?応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【小倉大賞典】サンライズベガがハナ差競り勝ち重賞初制覇! ★水・木は新潟大賞典杯出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見