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【京都新聞杯】有力馬1週前追いレポート
3歳馬によって争われる第59回京都新聞杯(GII、芝2200m)が今週末の土曜日、京都競馬場で開催される。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! レッドデイヴィス ここまで重賞2連勝。前々走で2着に負かしたオルフェーヴルが皐月賞を、3着に負かしたマルセリーナが桜花賞を勝っており、世代トップの力量の持ち主と言っていいだろう。中間は緩めず乗り込まれており、順調に来ている。4月27日は栗東坂路で主戦浜中騎手が跨り同厩の先輩オープン馬ブラボーデイジーと併せ馬。2馬身ほどの先行態勢から差こそ詰められたが、ハードに追われた相手に対しこちらは終始脚色は楽なままだった。時計も4F53秒7-1F12秒9(馬なり)とまずまず。ひと息入れられた前走を使われて、グンと気配を上げてきている。馬体の張りも申し分なく、落ち着きも出てきた。心身両面の成長は顕著で、距離が延びてもやれそうだ。 ユニバーサルバンク 相手なりに渋太く走るタイプだが、賞金不足で皐月賞は除外。ダービー進出へ、賞金加算は至上命題だ。ウッドコース追い中心にこの中間は入念過ぎるほどに乗り込みが積まれている。27日も栗東ウッドで追われ、格下馬をアオって先着。高いレベルで好状態を維持できている。 レッドセインツ 立て直されて臨んだ前走の500万下特別を勝利。末脚の切れは際立っており、京都外回りならば更に持ち味が生きそう。27日は栗東ウッドで3頭併せ。相手2頭に遅れ入線となったが、レース間隔が詰まっているため敢えて追わなかったもの。動きには素軽さがあり、いい状態は維持できている。最終追いもサラッと流す程度になりそう。 サンビーム 前走は久々に距離不足もあってか大敗。叩き2戦目、4F延長のここで巻き返しを図る。27日は栗東坂路で単走で追われ、4F52秒6-1F13秒6(一杯)をマーク。終いやや要したが、馬場が渋っていた分で脚取りそのものはしっかりしていた。緩やかながらだが、上昇気配は感じられる。マイペースでのレース運びが叶えば残り目も。 ムスカテール 休み明けだった前走の条件戦を勝利し、これで底を見せぬ2戦2勝。27日は栗東ウッドコースに入り、後方から来る2頭を迎え撃っている。脚色優勢のまま“おいでおいで”状態でリードをキープ、そのまま最先着を果たした。時計の出にくい馬場状態だったが余力を残してラスト1F12秒4と上々の切れを披露しており、叩かれた上積みは大きそうだ。 なお中1週となるクレスコグランド、出てくれば連闘となるトーセンレーヴは中間時計は出していないが力量的には上位争いがあっていい。 ※関連リンク ★がんばろう日本! ?応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【毎日杯】レッドデイヴィスが内から抜け出して重賞連勝!! ★水・木は京都新聞杯出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見