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【天皇賞・春】ヒルノダムールが混戦制しGI初制覇!

天皇賞・春を制し、GI初制覇を果たしたヒルノダムールと藤田騎手

 1日、京都競馬場で行われた第143回天皇賞・春(GI、芝3200m)は、藤田騎手騎乗の7番人気ヒルノダムール(牡4、栗東・昆)が直線抜け出し、GI初制覇を果たした。勝ちタイムは3分20秒6。半馬身差の2着に3番人気のエイシンフラッシュ(牡4、栗東・藤原英)、さらに1馬身半差の3着に5番人気のナムラクレセント(牡6、栗東・福島)が入った。1番人気に支持されたトゥザグローリー(牡4、栗東・池江)は13着に敗れた。  レースは道中出入りの激しい展開となった。ゲシュタルト(牡4、栗東・長浜)が先手を奪い序盤は進んだが、1周目のスタンド前でコスモヘレノス(牡4、美浦・菊川)が先頭を奪うと、1コーナーを回ったところで今度はトゥザグローリーが先頭へ。ペースが遅い中、なかなか隊列が落ち着かないかたちで2周目に入った。  向こう正面に差し掛かるとナムラクレセントが一気にハナを奪い4度目の先頭交代。そんな中、ヒルノダムールは中団の内々でジッと脚を溜めて機を窺っていた。  最後の直線はナムラクレセントがスパートし、マイネルキッツ(牡8、美浦・国枝)が追う展開。逃げ込みを図るナムラクレセントを目掛け、内から抜けてきたヒルノダムールが追い上げ、ゴール直前で捉えると、後方から猛追したエイシンフラッシュを退け、見事に混戦を制した。  レース後藤田騎手は「この馬にGIを勝たせることができて嬉しい。3歳のクラシックは上手くいかなかったけど、今回で全部吹っ飛びました」とコメントし、喜びの表情を見せた。  ヒルノダムールは父マンハッタンカフェ、母シェアエレガンス(父ラムタラ)という血統。09年11月に東京でデビューし、2戦目で初勝利。3歳時はクラシック戦線を歩み、皐月賞は2着、ダービーは9着、菊花賞は7着と、あと一歩のところでビッグタイトルを逃してきた。  4歳を迎え、重賞で安定した成績を残し、前走の産経大阪杯で待望の重賞初制覇。勇躍挑んだこの舞台で、見事に花を咲かせる結果となった。なお、父のマンハッタンカフェも02年の当レースを制しており、父子で天皇賞・春制覇の快挙となった。  鞍上の藤田騎手は今年のフェブラリーS以来のGI制覇で通算15勝目。管理する昆調教師は09年のスプリンターズS以来のGI制覇で通算5勝目。ともに天皇賞・春は初制覇となった。  配当は馬連6,810円、馬単15,590円、3連複25,530円、3連単189,870円。  なお、最後の直線で競走を中止したコスモメドウ(牡4、美浦・畠山重)は、両前繋靭帯断裂で予後不良となった。(騎乗していた丹内祐次騎手は異状なし) ※詳しいレース結果はコチラ
※関連リンク ★ヒルノダムールで天皇賞・春を制した藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」はコチラ!【産経大阪杯】ヒルノダムールが待望の重賞初制覇!!【フェブラリーS】トランセンド 好ダッシュから先頭譲らずGI連勝!藤田騎手が世界で活躍!ドバイワールドカップデー特集がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします

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