おしらせ
【青葉賞】トーセンレーヴは3着に敗れる…
30日、東京競馬場で行われたダービートライアル・第18回青葉賞(GII、芝2400m)は、単勝14.5倍の6番人気に評価を下げていたウインバリアシオン(牡3、栗東・松永昌)が、道中は後方待機から直線で鋭い末脚を披露し、2着に1/2馬身差をつけて差し切り勝ちを収めた。勝ちタイムは2分28秒8。 レースは、大外枠を引いたホッコーガンバ(牡3、美浦・河野)が先手を主張するも、内枠を利してプリンスヴィル(牡3、栗東・浅見)が逃げ、直後をホッコーガンバが追走する形に。1コーナーまでにすんなり隊列が固まると、前半1000m63秒7とかなりのスローペースに持ち込まれた。 好位を追走したビービーアックス(牡3、美浦・手塚)、ショウナンパルフェ(牡3、美浦・二ノ宮)、タツミリュウ(牡3、美浦・矢野英)らも直線まで大きな動きは起こさず、勝負は最後の直線勝負に。 直線半ばで、好位追走のショウナンパルフェが先頭に立ち、中団を追走した注目のトーセンレーヴ(牡3、栗東・池江)も内を渋太く伸びたが、2頭を上回る決め手で、後方からウインバリアシオンが次元の違う末脚で全馬を差し切り、待望の重賞初制覇を飾った。 日本ダービーの優先出走権がかかった注目の2着争いはショウナンパルフェが制し、ブエナビスタの半弟として1番人気の支持を集めたトーセンレーヴは、さらに3/4馬身差の3着。ダービーの優先出走権には、あと一歩、手が届かなかった。 配当は単勝1,450円、馬連8,430円、馬単19,570円、3連複6,720円、3連単74,960円。勝ったウインバリアシオンは、父ハーツクライ、母スーパーバレリーナという血統。ハーツクライ産駒は、JRA重賞初勝利となった。 このレースで上位2着までに入線したウインバリアシオン、ショウナンパルフェの2頭には、5月29日に東京競馬場で行われる第78回日本ダービーへの優先出走権が与えられる。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【萩S】ショウナンマイティ末脚炸裂!!ゴール前差し切る ★【メイクデビュー京都】トーセンレーヴが着差以上の強さで完勝