おしらせ
【土曜東京11R/プリンシパルS】トーセンレーヴ 連闘で夢を繋ぐか
5月29日に行われる日本ダービーへの、ラストトライアルであるプリンシパルS。優勝馬のみにダービーへの優先出走権が与えられるが、皐月賞組、NHKマイルCを除外された馬なども参戦し混戦模様だ。 青葉賞では3着に敗れたトーセンレーヴが、連闘で確勝を期す。一昨年までなら青葉賞3着でも本番に出走できたのだが、昨年からのルール変更により権利を逃した形。連闘のため軽めの調整に終始しているが、今のところ疲れは見られない。再度の府中への輸送は気になるところだが、勝って本番への夢を繋ぎたいところだ。 若葉Sで2着に入り皐月賞に出走したものの、14着に敗れたカフナ。ゲートでの出負けが響いたが、持ち前の先行力を活かせれば、ここでも差はないはずだ。間隔は詰まっているものの元気いっぱいで、4日の最終追い切りも馬なりで栗東坂路を駆け上がった。時計は4F55秒3-1F13秒4と特筆するものではないが、疲れも見られずダービー権利奪取への態勢は整っている。 皐月賞では10着に敗れたステラロッサだが、3着ダノンバラードとは0秒5差と着順ほど差はなかった印象。相手なりに渋太いタイプで、ここでも当然有力だ。4日には栗東坂路で4F53秒0-1F12秒9をマーク。単走・馬なりながら力強いフットワークで、最後までしっかりと駆け抜けた。東京2000mでは不利といわれる大外枠を引いてしまったが、素質とデキの良さでカバーできそうだ。 NZTはハナ差の4着でNHKマイルCへの権利を逃し、そのNHKマイルCは9分の3の抽選を突破できなかったディープサウンド。つくづく運から見放されているが、ナカヤマナイトを寄せ付けなかった百日草特別の内容からも素質上位なのは間違いない。皐月賞組に比べると中間に多くの乗り込みをこなせており、最終追いも美浦の坂路で4F54秒9-1F12秒1(G前追う)と、抜群の切れ味を披露した。前走時、輸送で減った体も回復傾向にあり、巻き返しは必至だ。 未完の大器、ターゲットマシンもNHKマイルCで抽選通過とはならず…。ただし2戦目の寒竹賞は2000mで圧勝しており、マイル戦よりもむしろプリンシパルSの方に適性がある印象だ。追い切りでのフットワークにも柔らかみがあり、連勝時の雰囲気と遜色はない。弥生賞ではゲート入り時に嫌気を出してしまい掛かり気味に逃げる形となってしまったが、充電効果もあり落ち着きが出てきたのはいい傾向。競馬に行って若さを出さなければ、勝ち負けできる好素材だ。 ※関連リンク ★?がんばろう日本! メッセージ募金?にご協力お願いします ★【青葉賞】トーセンレーヴは3着に敗れる… ★【皐月賞】オルフェーヴルが3馬身差の圧勝! 1冠目を手中に!! ★【ニュージーランドT】エイシンオスマンが粘りこんで勝利!