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【兵庫チャンピオンシップ(園田)】初ダートもなんの!4番人気エーシンブラン快勝
4日、園田競馬場で行われた3歳の重賞・第12回兵庫チャンピオンシップ(交流GII、ダ1870m)は4番人気に支持されていたエーシンブラン(牡3、栗東・坂口)が序盤から主導権を握り、直線でもさらに脚を伸ばして優勝した。鞍上は岩田康誠騎手、勝ちタイムは2分00秒9。 スタートでマルモセーラ、リアライズノユメが出遅れる。好発を決めたエーシンブランが軽快に逃げ、2番手で木村健騎手が騎乗するホクセツサンデー(牡3、園田・田中範)が、3番手で1番人気のラヴィアンクレール(牡3、美浦・鈴木伸)が追走するという序盤の展開。道中はペースが落ち着き、そのまま直線の攻防へ。逃げたエーシンブランの脚色は衰えず、後続との差は広がる一方。結局2着に6馬身差をつけ、エーシンブランが先頭でゴールイン。スローペースだったこともあり、2着にホクセツサンデー、そこから5馬身差の3着にラヴィアンクレールと道中の隊列のまま上位馬が入線している。なおトキノゲンジ(牡3、栗東・梅田)は競走除外となっている。 勝利ジョッキーインタビューで岩田騎手は 「スタートが良かった。ちょっとかかったところもあったが、途中で息が入って自分のペースで進めることができた。(後方の)人気の馬がいつ来るんかな?と思っていたが、逃げ切れて良かった。素直でスピードとセンスのある馬。もっと上を目指せると思う」 と喜びの声を残している。 配当は単勝1430円、馬連8900円、馬単16950円、3連複2770円、3連単64160円。人気薄の地方馬が2着に食い込み、波乱の結果となった。 勝ったエーシンブランは、父スウェプトオーヴァーボード、母エイシンジョアンナ(その父トニービン)という血統。これが初のダート戦だったが難なくこなしてみせた。これが重賞初勝利となり、通算成績は13戦3勝となった。 ※関連リンク ★がんばろう日本! ?応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★展望記事では人気薄のホクセツサンデーをピックアップ!