おしらせ
【兵庫チャンピオンシップ】ダートのオープン勝ち馬2頭に芝からの転戦組が挑む
4日、園田競馬場のメインレースとして、3歳馬によって争われる交流重賞・第12回兵庫チャンピオンシップ(GII・ダ1870m)が、行なわれる。 2歳時に未勝利戦から3連勝でエーデルワイス賞、兵庫ジュニアGPと交流重賞2勝を挙げ、全日本2歳優駿でも2着に善戦したリアライズノユメが、今年の初戦にこのレースを選択してきた。5カ月ぶりの実戦復帰となるが、1カ月かけて栗東・坂路で8本の時計を並べている。4月22日には、福永騎手が騎乗して4F52秒4(馬なり)の好タイムをマークし、1日の最終追い切りはさらに楽な手応えで4F52秒1(馬なり)。中間の動きから休養明けは感じず、力を出し切れるデキにあると言ってよさそうだ。 前走のヒヤシンスSを快勝し、ダートでは4戦3勝3着1回と底を見せていないラヴィアンクレールが逆転候補か。前走後は短期放牧に出され、4月9日に帰厩。中間は目立った時計は出ていないが本数はしっかり乗られており、27日には松岡騎手が騎乗して美浦・ウッドで追われ、5F68秒8(馬なり)を楽々マークしている。初体験となる地方の砂に対応できれば、上位争いできるのではないか。 前走は芝のレースを使ってきたマルモセーラ、エーシンブラン、トキノゲンジの中央3頭は、ダート適性が大きなカギを握る。トキノゲンジこそヒヤシンスS5着の実績があるものの他2頭は初ダートで、1870mという距離も未知数。芝では重賞・オープン特別を制した実績がある3頭が、注目を集めている2頭にどこまで迫れるか。 地元兵庫から取り上げたいのは、ホクセツサンデーだ。昨秋の交流重賞・兵庫ジュニアGPでは7着に敗れたものの、勝ったリアライズノユメとは0秒8差と、まずまず善戦している。複勝圏を外したのはその1戦のみと非常に安定しており、地の利が活かせれば上位進出の可能性もありそうだ。 ※関連リンク ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【エーデルワイス賞】中央のリアライズノユメが重賞初制覇!! ★【兵庫ジュニアグランプリ・園田】リアライズノユメが重賞2連勝!! ★【ヒヤシンスS】ラヴィアンクレールが鮮やかに抜け出す!!