【ブリリアントS】キクノアポロが連勝で初オープン勝ち

　8日、東京競馬場で行われた古馬ダートのオープン特別・ブリリアントS(4歳以上OP、ダ2100m)は、単勝3.2倍の1番人気に支持されたキクノアポロ(牡5、栗東・野中)が、道中は離れた2番手を追走から直線で堂々と抜け出し、初オープン勝ちを収めた。勝ちタイムは2分11秒7。 　人気のキクノアポロが好スタートから先手を奪うかに見えたレース序盤だったが、外からネイキッド(牡7、栗東・中竹)が気合いをつけて一気に先頭に立ち、2番手以下を引き離して逃げる展開に。離れた2番手をキクノアポロが追走し、3番手にトーセンモナーク(牡6、栗東・角居)が位置取る。 　直線に入ると、持ったままの手応えでキクノアポロが逃げたネイキッドを捕らえ、そのまま余力十分に先頭に抜け出すと、さらに突き放して、後続に3馬身1/2差をつけてゴールした。 　道中は好位の外を追走も、直線で内に潜り込んで脚を伸ばした12番人気の伏兵タマモクリエイト(牡6、栗東・小原)が2着に食い込み、さらにクビ差の3着にはマイネルアワグラス(牡7、美浦・稲葉)が入線。2番人気に支持されたモンテクリスエス(牡6、栗東・松田国)は中団待機も伸び切れず8着、3番人気のトーセンモナークは好位追走も直線で脚を失い7着に敗れている。 　配当は単勝320円、馬連9,430円、馬単14,760円、3連複56,320円、3連単344,910円。勝ったキクノアポロは父アジュディケーティング、母マルニカンセイという血統。今年4月に堺Sを勝利してオープン入りを果たし、昇級初戦で待望の初オープン勝ちとなった。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★がんばろう日本！競馬で被災地に力を！?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【川崎記念】フリオーソが圧勝で5つ目のGIタイトルを獲得　キクノアポロは5着