【プリンシパルS】トーセンレーヴがダービーへの最終切符を獲得

　7日、東京競馬場で行われたダービートライアル・プリンシパルS(3歳OP、芝2000m)は、先週の青葉賞から連闘策で挑み、単勝2.5倍の1番人気に支持されたトーセンレーヴ(牡3、栗東・池江)が、道中は中団の内々を追走すると、直線でそのまま内を突いて渋太く脚を伸ばして1着でゴール。陣営が切望していたダービーへの最終切符を獲得した。勝ちタイムは2分1秒0。 　レースは、内枠を利してアンバーシェード(牡3、栗東・石坂)が先頭に立つも、外枠からタカオノボル(牡3、栗東・矢作)が先手を主張し、さらに外からディープサウンド(牡3、美浦・勢司)が2頭を交わして一気に先頭に立つ形に。 　人気の一角ターゲットマシン(牡3、美浦・宗像)は好位5番手を追走し、トーセンレーヴは中団馬群の内々でジックリ脚を溜めた。 　直線に入ると、好位集団に位置したムーンリットレイク(牡3、美浦・加藤征)が一番初めに抜け出しを図り、その外からカフナ(牡3、栗東・池江)が襲い掛かるも、最内からトーセンレーヴが脚を伸ばし、2頭をまとめて差し切った。クビ差の2着がムーンリットレイク、さらに1馬身1/4差の3着がカフナとなっている。 　先週の青葉賞では3着に敗れ、惜しくもダービーの優先出走権獲得とはならなかったトーセンレーヴだが、意欲の連闘で挑んだこのレースを勝利し、ダービーへの最終切符を獲得する結果となった。 　なお、2番人気に支持されたターゲットマシンは、一度は直線で伸びかけるも直線半ばで失速してしまい、10着に敗れている。 　配当は単勝250円、馬連3,290円、馬単5,040円、3連複8,580円、3連単41,180円。勝ったトーセンレーヴは、父ディープインパクト、母ビワハイジという血統で、半兄・半姉にはアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラ、ブエナビスタら活躍馬の名前がズラッと並んでいる。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★がんばろう日本！競馬で被災地に力を！?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【青葉賞】トーセンレーヴは3着に敗れる… ★【メイクデビュー京都】トーセンレーヴが着差以上の強さで完勝