おしらせ
【ヴィクトリアM】久々も激走の匂い アニメイトバイオ
美浦 南W 重 馬なり 66.3-51.7-38.2-12.7 阪神JF、秋華賞で共に2着と、GIでも実績のあるアニメイトバイオが、エリザベス女王杯以来、6カ月ぶりに復帰する。そのエリザベス女王杯では、鼻出血を発症し15着に敗退。当初は、今年の秋まで休ませる予定だったが「思ったよりも回復が早かった(牧師)」ため、ぶっつけ本番でGIに挑戦する。 3月11日に美浦に帰厩。ここまでじっくりと時間を掛け、意欲的な調整が進められてきた。最終追いは3頭併せの真ん中、4馬身ほど僚馬を追走して進むと、直線では余裕の脚色のまま豪快なフットワークを繰り出し、内シンボリアニマート、外ヤマノベガと併入した。 牧師は「毎週1本やる度に動きも息遣いも良くなって、ここまですこぶる順調。背丈が伸びて体も増えているし、気性も落ち着いて大人になった」と、4歳になった確かな成長を感じている様子。 手綱を取った後藤騎手も会見で笑顔を見せた。「見た目がグラマーになった。1週前追い切りに跨り、その見た目どおりに乗った感じも変わった印象。今朝の追い切りは本当に良かったので、このひと追いで、しっかり競馬に向かえる」と、トレーナーと同様のジャッジだ。 久々の分、力を出し切れるかどうかは未知数だが「ローズSで勝ったときも休み明けだった。久々は苦にするタイプじゃないし、東京コースも合っている」と、牧師は意に介していない様子。阪神JFでは半馬身差、秋華賞では3/4馬身差と、3冠牝馬アパパネとの着差も逆転不可な差ではないはず。 3月11日に美浦に帰厩したというアニメイトバイオ、そう、あの震災の日なのだ。1日帰厩が遅ければ、おそらく予定がずれ込み、ヴィクトリアMに万全の態勢で出走とはならなかっただろう。そんな運も味方につけた激走を期待したいところだ。 ★【ローズS】アパパネ沈み波乱 アニメイトバイオ突き抜けた! ★【秋華賞】アパパネが牝馬3冠! 2着アニメイトで関東馬上位独占 ★【ヴィクトリアM】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【ヴィクトリアM】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!