【ヴィクトリアM】勢いは本物! レディアルバローザ

栗東 DP 良 馬なり 79.5-63.5-49.9-36.8-11.5 　前走、中山牝馬Sを快勝したレディアルバローザが不気味な存在だ。解散した池江郎厩舎からの転厩馬だったが、馬体重が12キロも増えた初戦で快勝した。笹田師も「筋肉にハリが出てきていい状態でレースに臨めた」と、成長が結果を呼んだことに満足している様子だ。 　前走快勝後の反動は少なく、中間活気のある動きを見せている。4日の1週前追い切りでは坂路で終い重点に追われて4F53秒3-1F12秒4(一杯)と上々の伸びを披露。迎えた本日の最終追いでは福永騎手騎乗とはいえ、まったくの馬なりで鋭い伸び脚を披露した。時計も優秀、間違いなく前走以上の状態で臨めそう。 　開業以来、管理馬を初めてGIの舞台に送り出す笹田師は「調教師として初のGIですが、人間が浮き足立たないように、スタッフも落ち着いて競馬に向かえるようにしている。以前は目一杯に追って今日ぐらいの時計が出ていたものが、前走時も今日も馬なりで速い時計が出ている。充実していますね」と、愛馬のデキの良さからか、初GIでも臆するところはなさそうだ。 　手綱を取る福永騎手も「もともとケイ古は動く馬だけど、反応も良く思っていた以上に速いタイムが出た。本格化してきたように思う。長くいい脚を使えて瞬発力もありますし、いい状態でレースに臨める」と手応えを掴んでいる様子。府中へのコース替わりも大歓迎のクチで、末脚全開といける態勢にある。 ★【中山牝馬S】格下レディアルバローザが抜け出し大波乱!! ★【ヴィクトリアM】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【ヴィクトリアM】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!