おしらせ
【ヴィクトリアM】“気持ち”が戻れば!ブロードストリート
栗東 坂路 不良 G前追う 58.0-41.5-26.3-12.6 今期は3走して7着、8着、11着と奮わない走りが続くブロードストリート。3歳時にはローズSでレッドディザイアを下し、秋華賞では降着繰り上がりではあるがブエナビスタに先着の2着、そして昨年のこのレースではブエナに0秒1差の5着と実績は申し分ない。ブエナ、アパパネの2大女王対決が話題のレースだが、割って入るだけの資格はあるはずだ。 前走の中山牝馬S。仕上がりは順調なはずだったが、テンからハミを取ることなく置かれたままの競馬となり、11着に惨敗。鞍上藤田騎手は「なにか、気持ちが入っていなかったね」と、精神面に敗因を求めた。その後陣営はリフレッシュ放牧を選択。これが効果てきめんだったようで、後肢の肉付きはグンと増し、精神面でもイラつくようなところがなく、前向きな闘志が戻っている。4日の1週前追いは坂路で併せ馬となったが、あっさり相手を突き放すと時計も4F51秒6の自己ベストと立ち直りの兆し、ありだ。 1週前、そして日曜のコース追いで早い時計を出した分、今日11日の最終追いは終いだけ伸ばされる内容に。それでもメリハリの利いた動きからラストでは渋った馬場をものともしない鋭い伸びを披露。先行させていた古馬1000万下をあっさり下し、復活の狼煙を高々と挙げた。 「攻めはやれば動く馬。今日はこのぐらいで大丈夫でしょう。状態は問題なく、やはり気持ちの問題ですね。走る気持ちになってくれれば……」と、担当する田代助手は状態面には太鼓判。あとは闘争心が戻ってくれることに一縷の望みを託していた。 ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★ブロードストリートに騎乗する藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は要チェック! ★ブロードストリートが“2強”の一角崩す/ローズS