おしらせ
【オークス】2冠獲りへ揺るぎなし!マルセリーナ
栗東 CW 良 一杯 81.6-66.6-52.3-38.9-12.2 前走の桜花賞では一見絶望的な位置から馬群をこじ開けるようにして伸び、父ディープインパクトに初のGIタイトルをプレゼントしたマルセリーナ。桜花賞出走時はその直前まで圧倒的な存在感を誇ってきた僚馬レーヴディソールの“名代”“代役”的なイメージもあったが、本番で見せたその圧巻のパフォーマンスは2冠制覇を予感させるに十分のもの。もう代役ではない、今度は堂々の主役として樫の舞台に立つ。 2月のエルフィンS後、桜花賞へはぶっつけの臨戦。中間に体調を崩す期間もあったがしっかり立て直され、桜のタイトルを掴んだ。「厳しい展開で、正直アカンと思った。1頭分前が開いてくれたという運もあったが、抜け出す瞬発力があったからこそ。この馬が一番厳しいレースをしていたんじゃないか」と、愛馬の底力を讃える松田博師。前走後は厩舎に置かれ、入念な調整が続く。「久々を使ってもガタッとこず回復は早かったし、しっかり乗り込めている。肩やトモの張りなんかを見ると前走からもっと良くなっている気がするね」と、指揮官は順調さとここへ来ての更なる成長に目を細める。 本日18日の最終追い切りでは強烈なデモンストレーションを披露した。CWコースで先輩ベストクルーズ(準オープン)と歩調をあわせスタートしたが、直線に入ると相手をあっさり置き去りに。かわって7馬身ほど前を進んでいた別の組の併せ馬を目標にすると、割って入ろうかという勢いで怒涛の伸びを見せながらゴール坂を駆け抜けたのだ。中間やや軽めの調整に終始していた感はあったが、ここできっちり負荷をかけられたのは体調良好の証。2冠獲りへ万全の態勢をアピールだ。 「併せ馬でビッシリやるのは予定通り、ウチのいつものパターンで仕上げられたね。(前日の雨で)馬場がそんなに良くなかった割には時計も良かった」と、ケイ古を見守った松田博師は満足げな表情を浮かべる。「距離延長は心配していないし、今の時期は適性より能力だと思う。現状ではウチの馬が抜けた存在だろう。おとなしいタイプだから輸送も問題ない」と、2冠獲りそして自身4度目となる樫のタイトル獲りへ揺るぎない自信を覗かせるコメントで締めくくってくれた。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金?ご協力お願いします ★【桜花賞】僚馬レーヴの分も! マルセリーナが桜の女王に輝く!!
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