おしらせ
【東海S】有力馬1週前追い切りレポート
第28回東海S(GII、ダ1900m)が今週末の日曜日、京都競馬場で開催される。レース名どおり例年は中京競馬場で行われる一戦だが、中京が改修工事のため今年は京都での開催となる。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ゴルトブリッツ 今年に入り条件戦を連勝。続いて休み明けの昇級初戦と楽ではない条件だった重賞アンタレスSも快勝し、目下3連勝と勢いに乗っている。休み明けの前走で好走した反動はなく、中間の調整は順調。11日は栗東ウッドコースで追われ6F85秒7-1F12秒7(強め)をマークした。時計は水準級だが、ケイ古であまり目立たないタイプなりに良く動いている。前走時の追い切りでは反応面に物足りなさもあったが、今回は段違い。上積みはかなりのもの。 テスタマッタ 喉の具合が良化し、ここ2戦ですっかり立ち直った姿を見せている。前走後も意欲的な調教メニューを消化、動きは軽快そのものだ。11日は栗東ポリトラックコースで追われ、終始馬なりながらラストは自らハミを取って鋭伸。絶好の気配を見せた。高いレベルで勢いを持続できていると見ていいだろう。 ランフォルセ 前走エスペランサSは休み明けの一戦。4コーナーでかかり気味に先頭へ進出しながら直線でも脚色衰えることなく、そのまま押し切ってしまい能力の高さを印象付けた。久々を使われこの中間、順当に気配を良化させている。11日は美浦のポリトラックコースで追われたが、余裕の手応えのまま豪快なフットワークを繰り出し5F67秒4-1F12秒4(馬なり)の好内容を披露した。文句のない仕上がりぶり。あとはレースに出てテンションが上がり過ぎないかだけだろう。前走は早めの小倉入厩が奏功しており、今回もレース前々日の今週金曜日に栗東へ入る予定だ。 ワンダーアキュート 前走アンタレスSではスタートで後手を踏む不利があり、ゴルトブリッツの後塵を拝する2着。スムーズな競馬で逆襲を果たしたいところだ。12日は主戦和田騎手が跨り栗東坂路で終い重点に追われ、上々の伸び脚を披露した(計時はエラー)。馬体にも張りがあり、一連の好調は維持できていると見ていい。 シルクメビウス 休み明けになるが帰厩後はひと追いごとに馬体が絞れ、動きも良化。徐々に態勢は整いつつある。11日で栗東ポリトラックコースで終いビッシリと追われ、鋭く伸びた。時計は6F80秒6-1F12秒2(一杯)をマーク。最終追いできっちり仕上がってきそうな雰囲気だ。 バーディバーディ 12日は幸騎手が騎乗し、栗東坂路で追われた。渋った馬場の影響でスパッと切れるまでに至らなかったが、猛ゲキにしっかり反応できていた。馬体には実が入ってきており、ここへ来てさらに充実している印象。前走は58キロを背負って56ゴルトブリッツ、同じく56ワンダーアキュートの3着。今回同斤での一戦となれば、逆転があってもいい。 なお長期休養に入っていた07年の菊花賞馬アサクサキングスの登録があり、ここまで速い時計を3本出しているが、まだ実戦で走れる体つきにはなっていない。徐々に良くはなっているが登録だけにとどまりそうだ。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★水・木は【東海S】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載! ★【東海S】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開! ★【アンタレスS】ゴルトブリッツ&田辺騎手が重賞初制覇
Tweet | シェア |