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【オークス】有力馬1週前追い切りレポート

桜花賞制覇から2冠獲り目指すマルセリーナ

 3歳牝馬クラシックの第2戦、第72回オークス(GI、芝2400m)が今週末の日曜日、東京競馬場で開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! マルセリーナ 休み明けだった桜花賞ではインから馬群を縫って豪快に抜け出し、快勝した。過去2年、桜花賞馬はオークスも制している。ブエナビスタ、アパパネと連なる最強牝馬の系譜にこの馬も名を連ねることができるか。前走後の回復は早く、5月4日から週2本ペースで順調に時計を出されている。11日は栗東CWコースで単走で追われ、6F89秒3-1F13秒2(馬なり)をマーク。まったくの楽走だったため全体時計は平凡だが、行きたがるようなところもなく精神的に落ち着いているのには好感が持てた。好気配を維持できている。 ホエールキャプチャ 桜花賞ではマルセリーナの2着。東京ではクイーンC勝ちがあり、コース替わりは好材料だろう。ここで逆転を狙う。前走後は「少し疲れがあった」(田中清師)というが、4日には坂路コースで好タイムをたたき出し、馬体も締まってきた。問題なく回復していると見ていいだろう。11日は主戦池添騎手が栗東から駆けつけ、美浦の芝コースで併せ馬。5馬身ほど先に行った3歳未勝利を余裕の手応えであっさり抜き去り、最後は物見をする余裕を見せつけ5馬身の先着を果たした。池添騎手も好感触を得たようで、前走時以上の状態か。 バウンシーチューン 未勝利勝ち後に臨んだトライアル・フローラSでは接戦を凌ぎ、9番人気ながら勝利。その前走がフロックでないことを大一番で証明することができるか。11日は三浦騎手が騎乗し、前走後の初時計。坂路で2頭を追う併せ馬となったが、馬なりで軽快な伸びを見せ余力十分に同入を果たしてみせた。前走の反動はなく、むしろますます調子を上げてきているか。 ハブルバブル 強行軍で挑んだ桜花賞は0秒7差の6着。その後は短期放牧でリフレッシュされ、前進を図る。11日はウイリアムズ騎手が手綱を取り、栗東坂路で併せ馬。終いビッシリ追われて先行する僚馬に同入した。ラスト1Fは13秒6と要したが、不良馬場でのもので懸念視は不要だろう。放牧の効果か体を大きく見せ、力強さに溢れたダイナミックな動きが印象的。ここへ来てガラッと変わってきている。 アカンサス トライアルのスイートピーSを快勝。15日の日曜追いが前走後の初時計。美浦坂路で終いの伸びだけ確認する内容となったが、柔軟な動きで順調さをアピールした。休み明けをひと叩きされた上積みは大きそう。常にメンバー最速の上がりを繰り出す堅実な末脚も武器で、桜花賞上位組にひと泡吹かせるシーンがあってもいい。 メデタシ 桜花賞4着でここへの権利を獲得。前走を使われた後の回復は早く、この中間はハードに鍛えられている。11日は浜中騎手が騎乗し栗東坂路で4F53秒3-1F12秒7(一杯)をマーク。渋っていたこの日の馬場コンディションを考えれば出色の伸びだったといえよう。ピンと張り詰めた雰囲気で、気合乗りも抜群。折り合いひとつで前走以上の着順があっても。 エリンコート 桜花賞当日に行われたオープン特別の忘れな草賞を快勝。その後短期放牧を挟み、ここへ向けて入念な調整が続けられている。11日は栗東坂路で終い重点に追われ、古馬に渋太く食らいつき併入を果たした。時計も4F53秒2-1F13秒2(一杯)と不良馬場を考えればまずまずのもの。4日に速いタイム出しており、ここまでの仕上がり過程は申し分ない。最終追いはサラッと流す程度になりそう。父デュランダルから距離延長がどうかだが、前走のレースぶりからは克服できそうな雰囲気だ。 グルヴェイグ 8日の500万下特別・矢車賞を快勝。父ディープインパクト・母エアグルーヴという超良血馬が樫舞台に間に合わせてきた。中1週のためこの中間は時計を出していないが、目立った疲れはなく順調そうだ。前々走、京都マイルのエルフィンSではマルセリーナに0秒4差の3着だったが、東京芝2400mという条件なら逆転があっても驚けない。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金水・木は【オークス】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載!【オークス】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!【桜花賞】僚馬レーヴの分も! マルセリーナが桜の女王に輝く!!バウンシーチューンに騎乗する三浦皇成騎手公式ブログ「皇成?aim at the top?」は要チェック!
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