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【日曜京都9R/昇竜S】初オープン勝ちを目指す16頭が激突

オープン特別で2.3着と善戦が続いているシルクシュナイダー(写真は10年11月7日に東京競馬場で行われた2歳新馬)

 オープン特別とはいえ、出走16頭全馬が新馬戦もしくは未勝利戦+500万下勝ちの2勝馬。今年は京都・ダート1400mで争われる3歳戦・昇竜Sは、どの馬が勝っても初オープン勝ちというメンバー構成となった。  注目は、デビュー2連勝を飾り、ヒヤシンスS2着、いぶき賞3着とオープンクラスでも安定した走りを見せているシルクシュナイダーだろう。中2週とレース間隔が詰まっているが、中間は意欲的に栗東・坂路で4本の時計をマーク。18日の最終追い切りには新コンビを組む武豊騎手が跨り、馬なりで4F52秒1の好タイムを叩き出しているように、万全の態勢だ。  対するは、3走前のヒヤシンスSでシルクシュナイダーと2着同着に善戦しているシゲルソウサイか。栗東・坂路で追われた18日の最終追い切りは、一杯に追われて4F53秒3をマーク。3歳オープンのテイクアベットに大きく先着を果たし、好調を持続している。2走前のファルコンSは芝で惨敗、前走のいぶき賞は6着に敗れたが、デビュー2連勝をダート1200mで挙げていることからも距離短縮は大幅プラスといえそうで、今回は巻き返してくれるのではないか。  初ダート戦となった前走の500万下を、レースの上がりを1秒2も上回る末脚を駆使して後方一気で差し切ったセイカプリコーンも、展開次第でおもしろい存在。中間はポリトラックと坂路を併用して入念に乗り込まれており、18日の最終追い切りは栗東・坂路で一杯に追われて4F52秒9をマーク。引き続き状態は良さそうで、ダート2度目の上積みを考えれば、2勝馬が相手でも十分通用しそうだ。  500万下に昇級後は歯がゆい競馬が続いたものの、前走で2着に4馬身差をつけて圧勝し、善戦続きに終止符を打ったカラフルデイズも侮れない。栗東・坂路での最終追い切りはエラーで全体時計こそ出なかったものの、岩田騎手が跨って素軽い動きを披露。併走馬にしっかり先着を果たしており、見た目は悪くない。ダートでは初めて牡馬相手に戦うものの、時計比較では互角にやれると言えそうだ。  同じく前走で善戦止まりを卒業したタイセイファントムも、ダート戦では底を見せていない。この中間も栗東・坂路で調整し、8日から時計を出し始めて計5本の時計をマーク。併せで一杯に追われた最終追い切りは、4F52秒8の好時計で併走馬にしっかり先着を果たした。連闘明けになるが、力を出せる態勢が整っているといっていいだろう。  上記のシルクシュナイダー、セイカプリコーン、カラフルデイズ、タイセイファントムも含め、ダート戦では一度も掲示板を外していない馬がメンバー内に9頭もおり、大混戦のレースとなりそうだ。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金【メイクデビュー東京5R】シルクシュナイダーが人気に応えて快勝!【メイクデビュー京都4R】シゲルソウサイが突き放してV!!【ヒヤシンスS】ラヴィアンクレールが鮮やかに抜け出す!!【いぶき賞】グレープブランデーがオープン勝ち!
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