おしらせ
【目黒記念】好調キープ!マイネルキッツ
09年で優勝、10年は2着。マイネルキッツは今年の天皇賞・春にもエントリーし、3年連続での好走を狙ったが勝負どころでの伸びを欠き6着に終わってしまった。しかしこの中間はバリバリと併せ馬を消化するなど、8歳馬とは思えないほどの活気を見せており、巻き返しへの意欲十分。課せられたトップハンデ58.5キロは楽な条件ではないが、GI馬の意地をここで見せつけたい。 天皇賞・春では序盤に出していく積極策を選択。しかし、先頭馬が目まぐるしく入れ替わるいわゆる“出入りの激しい競馬”に巻き込まれ、その分直線での伸びを欠いた。手綱をとった松岡騎手は「切れる馬が多いから、前々での競馬は予定通り。押して行ってかかり気味になったしまったのは調子が良すぎたというのもあったかも。入れ替わりが激しい流れになったのは難しかったね」と、狙った戦法と展開とのミスマッチが敗因と位置づける。ただ、不動の主戦が強調するように調子そのものは絶好。レース後の反動もなく、中間見せているキビキビした動きからは年齢による衰えはまったく感じられない。 高いレベルで安定しているため、今日の最終追いは確認程度の内容に。美浦ポリトラックコースで格下馬2頭を追走。最内に潜りいったんは並びかけるシーンもあったが、再びリードを奪われるとそのまま2馬身ほど遅れての入線となった。この結果だけ見れば懸念が残るが「気分屋なところがあるからね。動きは素軽かったし、問題ないと思う」と、手綱を取った松岡騎手は平然とした表情。管理する国枝師も「ケイ古どうこうの馬ではないからね。実戦に期待します。雨が降って時計がかかる馬場になると面白いね」と、GIタイトルホルダーの底力に託すコメントで締めくくってくれた。 ★マイネルキッツが大波乱を演出!!/天皇賞・春(2009年) ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
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