おしらせ
【目黒記念】有力馬1週前追いレポート
伝統のハンデ重賞・第125回目黒記念(GII、芝2500m)が今週末土曜日、東京競馬場で開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ジャミール 休み明けのここ2戦は奮わないが、昨秋のアルゼンチン共和国杯では0秒3差の2着があり得意条件での逆襲はあっていい。19日は栗東坂路で格下馬を追走。終いの仕掛けには機敏に反応し、お釣りを残した脚色で2馬身の先着を果たした。激変とまでは強調できないが、叩かれつつの上昇気配は確実。 ハートビートソング 休養明けの2戦で2連勝。ここが昇級初戦だが、いよいよ素質開花を果たした勢いに乗り重賞初制覇を狙う。18日は栗東坂路で3馬身ほど先行する3歳未勝利を追い、余力たっぷりの脚色で同入に持ち込んだ。時計も4F54秒1-1F12秒7(G前追う)とまずまずのもの。高いレベルで安定していると見ていいだろう。実績馬勢が57キロ以上を背負う中でハンデ56キロはやはり恵まれた印象。 マイネルキッツ 春の天皇賞は前々でレースを進めたが先団がゴチャつく流れだったこともあり案外の6着という結果に。前走後も意欲的に追われており、気配は更に上昇か。18日は美浦ウッドコースで追われ、余裕綽々の脚色で格下馬を追い詰め同入。時計は水準級だが柔らかみのある、軽快な脚捌きが印象的だった。課せられたハンデは58.5キロ。これを勘案して出否が決定される。 イコピコ 前走は7着という結果に終わったが、勝ち馬には0秒3差。半年ぶりの復帰戦だったことを考えれば悪くない内容だろう。中間は軽めの調整が続いているが、18日の1週前追いでは栗東坂路で一杯に追われる古馬1000万下に馬なりのまま半馬身先着した。ここまできっちり負荷をかけられていないのは懸念だが、久々を使われた上積みは見込んで良さそう。 ケイアイドウソジン 好メンバー揃っていた前走のメトロポリタンSを休み明けながら快勝。反動はなく、中間もキビキビとした動きを見せている。18日は美浦ポリトラックで併せ馬となったが、終い仕掛けられると鋭い反応を見せ相手を難なく抜き去った。文句なしの状態。前走から更に相手強化、斤量プラス1キロとなるが目下の勢いであっさり克服があっても不思議ではない。 フォゲッタブル 長丁場巧者のはずだが、この休み明け2戦はまったく奮わず。状態面は良好のはずで、レースに出ての問題だろう。今回も調整そのものは順調。19日は栗東坂路で併せ馬、ケイ古駆けする相手に脚色こそ見劣ったが渋太く伸びて同入に持ち込んでいる。きっかけひとつで。 マカニビスティー ダートで活躍を続けてきたが、前々走阪神大賞典で0秒9差の7着。そして前走の天皇賞・春ではブービー人気もなんの、勝ち馬ヒルノダムールに0秒5差の4着に食い込んだ。前走後は短期放牧に出されリフレッシュ。帰厩後は先週木曜、昨日日曜と追われているが軽快な動きを見せており、緩んだ雰囲気はない。最終追いでビシッとやれば態勢整ってきそうだ。前走の大健闘から考えればハンデ56キロは恵まれたと言っていいだろう。馬場が渋れば健闘以上の結果があっても。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★水・木は【目黒記念】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載! ★【目黒記念】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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