おしらせ
【オークス】エリンコートが3連勝でオークスを制覇
22日、東京競馬場で行われた第72回オークス(GI、芝2400m)は、500万下、忘れな草賞を連勝していたエリンコート(牝3、栗東・笹田)が、道中は中団待機から、直線で内へ切れつつも後藤騎手の懸命な修正で先頭まで抜け切り、初重賞挑戦にして初のGIタイトルを獲得した。勝ちタイムは2分25秒7。 レースは、好スタートを切ったライステラス(牝3、美浦・和田道)がハナを切る勢いも、大外枠からピュアブリーゼ(牝3、美浦・古賀慎)が先頭を主張。ライステラスは2番手に控えて、3番手をシシリアンブリーズ(牝3、栗東・橋田)が追走して4番手以下を引き離す展開に。 人気を分け合った桜花賞馬・マルセリーナ(牝3、栗東・松田博)はいつもどおり後方待機し、桜花賞2着馬・ホエールキャプチャ(牝3、美浦・田中清)もスタートで後手を踏み、後方待機の形となった。 逃げたピュアブリーゼは、前半1000m60秒7という淀みのないペースを刻むも、勝負どころを迎えても脚色は衰えない。直線に入ると、中団からエリンコートが脚を伸ばし、ワンテンポ遅れてスタートでの遅れを徐々に挽回したホエールキャプチャが抜け出して、坂上では3頭の争いとなった。 大激戦となったレースを制したのはエリンコート。クビ差の2着がピュアブリーゼ、さらにハナ差の3着がホエールキャプチャ。後方待機から直線で大外に持ち出したマルセリーナは、さらに2馬身1/2差離された4着に終わっている。 配当は単勝3,720円、馬連42,750円、馬単104,460円、3連複45,120円、3連単548,190円。勝ったエリンコートは父デュランダル、母エリンバードという血統。騎乗した後藤騎手はクラシック初制覇。管理する笹田師は、調教助手時代に携わったマックスビューティ、エアグルーヴなどで制したオークスで、調教師としては初めてのGI制覇を飾った。 ※詳しいレース結果はコチラ ★【忘れな草賞】樫へ好ステップ! エリンコートが外から差し切ってV ★【桜花賞】僚馬レーヴの分も! マルセリーナが桜の女王に輝く!! ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
Tweet | シェア |