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【日曜東京12R/つばさ賞】カジノドライヴ復活なるか

つばさ賞で復活を期すカジノドライヴ(写真は09年フェブラリーS時に撮影)

 日本ダービーの日の最終レースは、例年なら目黒記念が行われるが、今年は「被災地支援競走」としてダートのオープン特別・つばさ賞(ダ1400m)が組まれている。ナムラタイタン、シルクフォーチュンなどの有力馬が残念ながら除外となってしまったが、それでも好メンバーが揃った一戦だ。  まずはカジノドライヴ。09年のドバイワールドC後に屈腱炎を発症し1年11カ月の休養を余儀なくされていたが、復帰してからの2戦で着実に着順を上げてきている。前走アハルテケSは3着に敗れたが、2着とはアタマ差で復調を示すには十分な内容だったといえよう。最終追いは美浦の坂路で4F52秒7-1F12秒8(馬なり)という時計、馬体の張りも上々で大きな上積みを持って臨めそうだ。レコード決着だったフェブラリーSで2着の府中ダート、圧倒的な能力の違いを見せ付けるか。  そのカジノドライヴに、アハルテケSでアタマ差先着したトーホウオルビス。複勝が万馬券になったように人気はなかったが、これまでの不振が嘘のような快走劇だった。楽に先手を奪えたのが好走の一因だが、カジノドライヴに交わされてから再度差し返したのは地力の証明だ。栗東坂路で行われた最終追いは4F51秒0-1F13秒0(一杯)という好時計をマークし、引き続き状態は絶好。同型の出方は気になるところだが、元々が逃げなくてもラチを頼れば力を出せるタイプ。その点、最内枠を引けたのはこの馬にとって大きい。  逃げてすばるSを快勝したアーリーロブストも好気配。ダートの1400mで先手を奪えれば、オープンクラスでも崩れなくなってきた。19日の1週前追いは栗東Cウッドで長めから一杯に追われ、7F99秒0-1F12秒8をマーク。最終追いは馬なりのまま素軽いフットワークでCウッドを駆け抜けた。除外で出走が2週延びたが、自分のペースで運べれば力を発揮できる仕上がりにある。  昇級組にも注目馬が目白押し。まずは準オープン・銀蹄Sで4角11番手から鋭い決め手で差し切ったピースオブパワー。除外で出走が延びたが、放牧から戻ってきてからはすこぶる順調。坂路での最終追いは僚馬タカオセンチュリー(同レースに出走予定)にわずかに遅れたが、一杯に追われたこの1本で態勢は整いそう。終いは確実に脚を使い、どんな相手でも堅実に差を詰めてくるのが魅力。オープンに入っても見劣らない。  同じく昇級組、キャリアは浅いが連勝でオープン入りを果たしたピューター。強いといわれる4歳世代の1頭だ。栗東坂路で行われた最終追いはあいにくの天候で重たい馬場。それでも終いで追われると馬場をものともせず、ラスト1F12秒9で駆け抜けた。全体時計こそ4F54秒5(G前追う)と掛かったが、ラストのフットワークは力強く引き続き好調だ。5馬身ちぎった前走の勝ちっぷりは圧巻で、ここに入っても通用していいが、やはり同型の存在は気になるところ。脆さを見せずにスピードで圧倒できるかがカギだ。 ★がんばろう日本! 競馬で被災地に力を! ?応援メッセージ募金?【アハルテケS】トーホウオルビスが2着、カジノダライヴは3着まで【すばるS】アーリーロブストが逃げ切ってVトーホウオルビスに騎乗する大庭騎手公式ブログはコチラピースオブパワーを管理する矢作厩舎公式ブログも要チェック
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