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【日本ダービー】“3度目の正直”で悲願の初タイトルVへ サダムパテック

逆襲に燃えるサダムパテックは坂路でキッチリと仕上がった

栗東 坂路 重 一杯 51.4-37.7-25.2-13.0  これまでに重賞2勝、そしてデビュー戦を除けば全てのレースで1番人気に支持されるなど、世代屈指の実力馬・サダムパテックが逆襲に燃える。前走の皐月賞でも1番人気に推されたが、オルフェーヴルの末脚に屈して無念の2着。昨年末の朝日杯FSと同様に、GI初制覇はまたしても“おあずけ”となってしまった。  この中間は栗東の坂路で入念な調整が重ねられ、18日の1週前追い切りも坂路で併せ馬。パートナーにドクターラオウ(古馬1000万下)を迎え、1馬身ほど追いかける形からスタートした。楽な手応えで早々と僚馬を捕らえると、そこからはまさに独壇場。鞍上の岩田騎手からゴーサインが出されると馬場を真っ直ぐに伸びて、最後は約4馬身ほど引き離してフィニッシュした。タイムは4F53秒8-1F12.4(一杯)をマーク。激戦の疲れを微塵も見せず、デキは高いレベルでキープされている。  そして本日(25日)の最終追い切りは、再び岩田騎手を背に坂路でエイシンタイガー(古馬オープン)との併せ馬。テンから早いラップでグイグイ飛ばし僚馬を圧倒すると、その差は広がる一方。さらにスピードに乗って加速すると、最後は5馬身ほど千切って最終リハを終えた。ラスト1Fこそ13秒フラットに落ち着いたが、手応えには余裕があり、追えばまだまだ伸びそうな雰囲気。タイムもこの日の馬場状態を考えれば上々で、負荷を掛けたケイ古でキッチリと仕上がったと言えそうだ。  跨った岩田騎手は「時計は51秒台だし、動きも非常に良かった。内容としては申し分なかったよ」と満点ジャッジを下す。「(皐月賞は)直線で窮屈になるシーンがあったけど、最後は伸びてくれて、この馬の力を再認識できた。ゲートさえ五分なら」と、逆転の手応えを掴んでいる様子だ。  これまでに皐月賞2着→ダービー1着と巻き返しに成功した例は、95年のタヤスツヨシにまで遡らなければならず、サダムパテックが勝つようならば16年ぶりの快挙。不利なデータがある一方で、この馬ならやってくれそうな雰囲気があるのも確かだ。これまで2度跳ね返されているGIの壁だが、“3度目の正直”で悲願の初タイトル奪取を誓う。 ★【皐月賞】オルフェーヴルが3馬身差の圧勝!! サダムは2着に敗れる【弥生賞】サダムパテックが大激戦を制す!!【日本ダービー】重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!【日本ダービー】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
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